寄稿
 安否掲示板製作者
【i-modeと災害情報】

 視覚や聴覚に障害のある方のコミュニケーション支援技術に興味があった私は、以前から災害時におけるコミュニケーション弱者に対する情報保証の問題を考えていた。 i-modeを手にしたときに、このツールが文字メディアとして、特に聴覚に障害を持つ方に有効であると感じた。
 特に地震などの広域災害時に貴重な情報源として利用されるラジオは聴覚障害の方には利用できない。災害の恐怖の中で、情報が得られないことがどれだけ心細いことか容易に想像できる。このような場合にはi-modeは特に力を発揮するだろう。
 そんな時にこの災害掲示板の存在を知り、早速アクセスした。同様のアイデアを考えていただけに共感する部分もあり、CGIの製作に協力をすることになった。
 さて実際に掲示板を作るとなるといろいろ問題が出てくる。便利で使い勝手の良いものを作るには、これらを解決しなければならない。例えば情報量の増大にどう対処するか? 災害が起きたときに掲示板には多くの情報提供がなされるだろう。あふれる情報を制御し、目的の書き込みまで簡単に辿りつけるようにすること。これは記事の検索機能を付加することで対処する。本来はデータベースを構築するべきである。今後対応していきたい。また情報にたやすくアクセスできることは逆にプライバシーの漏洩が起こりやすい。当初は個人情報にはパスワード制限をかけて保護することを検討したが、現在は電話番号やメールアドレスは検索の際のキーワードのみに使用し、表示はしない。相手との連絡にはメールを使いアドレスも公開されない。といった制限がかけてある。
 不確かな情報が大規模なデマに発展する可能性は大きい。i-modeではチェーンメールでデマが広まることが予測される。重要な情報をたくさんの人に知ってもらうことはとても重要なことだが、チェーンメールでは転送される毎に内容に改変がされる。また状況が変化した後でも一人歩きしたメールでは訂正が出来ないなどの問題点が多い。災害掲示板では今のところデマの類は利用者の良心に任せてある。これに関してもいずれ検討したいと思っている。

こころネット
管理人 さむ♪


現在は当サイトオリジナルで制作した安否掲示板を利用していますが、当サイト開始当時に大変お世話になりました。確固たるビジョンを持った運営者さんです。是非一度こころネットを訪れてみて下さい。(2004.09)
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