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三井住友vs三菱UFJvsローソンPontaプラス~高還元クレカ比較!各々のメリット・デメリット

送金・クレカ・暗号資産
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高還元を謳う3つのクレジットカードを比較します。

20%ものポイント還元が得られる「三井住友カード」と「三菱UFJカードUFJカード」、最大15%還元の「ローソンPontaプラスカード」を比較します。

上記すべてのカードを保有して利用している筆者が、加入特典やメリット、使い勝手、お得度、メリット&デメリットなどを比較してみました。

KAZ
KAZ

対象店舗に限るとはいえ、利用金額の15~20%ものポイントを還元してくれるクレカを使わない理由が見当たりません。どこでも使えるメインカードとは別に、よく利用する店舗が対象店に含まれるカードを持っておかないと絶対に損です。

  1. メインカードと高還元クレカを適材適所で使い分けるのがお得!
    1. メインカードに向いているクレカ
    2. 高還元カードは対象店で使うサブカードに向いている
  2. 三井住友カードvs三菱UFJカードvsローソンPontaプラスカード
    1. 基本スペック、還元率の比較
    2. 高還元が得られる対象店舗を比較
  3. 高還元を実現するポイントアップ条件を比較
    1. 三井住友カードのポイントアップ条件
      1. セブンイレブンなら誰も10%還元!
    2. 三菱UFJカードのポイントアップ条件
      1. カードサービス利用で+3.5%
      2. MUFGグループのサービス利用で+4.5%
      3. 特定のサービスのカード払いで+5.0%
    3. ローソンPontaプラスカードのポイントアップ条件
  4. それそれのカードの特徴をチェック
    1. MUFGとローソンPontaプラスはスーパーでの高還元が大きなメリット
    2. ポイント付与の利用額に注目
    3. 総額付与と都度付与か
    4. 三菱UFJカードは1Pの価値に要注意
  5. 結局どのカードがお得でおすすめ?
    1. 筆者イチオシカードはローソンPontaプラスカード
    2. 利用店舗によっては三井住友カードを併用
    3. 筆者的には三菱UFJカードは三番手
  6. 三井住友カード&三菱UFJカード 既存利用者紹介
    1. 三井住友カードの既存利用者紹介
    2. 三菱UFJカードの既存利用者紹介
    3. QUICPAYで週末全額キャッシュバックも!?
  7. 三井住友・三菱UFJ・ローソンPontaプラスカード比較 まとめ
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メインカードと高還元クレカを適材適所で使い分けるのがお得!

使い分け…といっても、何をどう使えばいいのか分からないのよ

と言う方もいるかと思うので、筆者のクレカ使い分けを紹介しておきます。

メインカードに向いているクレカ

今回は、対象店での利用で15~20%ものポイント還元が得られる、いわゆる高還元カードの紹介ですが、そうした高還元カードは『メインカード』にはなり得ません。

というのも、こうした高還元が得られるのは「対象店」だけで、対象店以外ではあまり還元率は良くないので、『メインカード』として、どこでも使えて常に一定の還元率が得られるカードを用意しておくべきです。

例えばVISA/Master/JCBなどの加盟店ならどこでも100円=1Pの1%還元が得られる「楽天カード」や「PayPayカード」がおすすめですし、常時1.2%還元が得られる「リクルートカード」も隠れた優良カードです。

言い換えれば、

「ウチではこのカードは使えません」
「当店は高還元の対象店ではありません」

と言われないカードが『メインカード』だということです。どこでも使えて常に1%還元が得られる以下のカードがメインカード候補と言えます。

高還元カードは対象店で使うサブカードに向いている

特定の店舗で特別な高還元が得られるカードを対象店で使うことで「お得度」がぐんとアップします。

本記事で紹介する「三井住友カード」や「三菱UFJカード」「ローソンPontaプラスカード」は、高還元対象の店舗に限って最大15~20%もの高いポイント還元率を提供しています。

高還元なのは対象店だけなので、いつでもどこでも使う…というわけにはゆかないのでメインカードにはできませんが、対象店で「切り札」として使えば破格のポイント還元が得られるのです。

三井住友カードvs三菱UFJカードvsローソンPontaプラスカード

最大20%還元の「三井住友カード」と「三菱UFJカード」、最大15%還元の「ローソンPontaプラスカード」を比較します。

基本スペック、還元率の比較

三井住友カード(SMBC)三菱UFJカード(MUFG)ローソンPonta
プラスカード
年会費永年無料永年無料永年無料
基本還元率0.5%0.5%1.0%
付与ルール200円ごとに1ポイント、1P=1円相当1000円ごとに1P
1P=最大5円相当
200円ごとに2P
1P=1円
付与ポイントVポイント
総額付与(※1)
グローバルポイント
総額付与(※1)
ポンタポイント
総額付与(※1)
対象店還元率対象店6.5%還元
・家族ポイント最大5%
・Vポイントアップ10%

合計最大20%(※2)
対象店6.5%還元
・条件達成特典最大12.5%

合計最大20%(※2)
・対象店7.0%
・条件達成最大7%

合計最大15%
(※2)

※1:利用額合計に対してポイントが付与されます。
※2:基本還元率を含みます。また還元率合計が20%を超えた場合でも最大20%還元までです。

年会費はいずれも永年無料です。

通常利用での基本還元率は、SMBC、MUFGの2つのカードはも「0.5%」とちょっとショボいです。この基本還元率のショボさが、SMBCカード、MUFGカードをメインカードにおすすめしない理由です。

前出の「楽天カード」や「PayPayカード」などはどこで使っても1%の還元が得られるため、あえて0.5%還元のカードをメインカードとして使う必要はないわけです。

その点、ローソンPontaプラスカードの基本還元率は、楽天カードやPayPayカードと同じ「1.0%」なので、充分メインカードとして利用できます。

また、SMBCカード、MUFGカードは最大還元率にするために、いくつもの条件をクリアする必要があり、実は、誰でも20%還元を受けられるとは限らない(受けられない人の方が多いかも)のです。

一方で、ローソンPontaプラスカードは最大15%還元のための条件が少なく、クリアしやすいため、場合によってはSMBCカード、MUFGカードよりも高い還元率が得られる可能性があります。

三井住友カードの場合
  • 基本還元率0.5%
  • 対象店でのカード利用で6.5%還元
  • 家族登録すると最大5%加算(1人1%UP)
  • 条件達成で最大8%UP
三菱UFJカードの場合
  • 基本還元率0.5%
  • 対象店でのカード利用で6.5%還元
  • 条件達成で13%UP
ローソンPontaプラスカード
  • 基本還元率1.0%
  • 対象店でのカード利用で7%還元
  • 条件達成で7%UP

※三井住友カード・三菱UFJカード・ローソンPontaプラスそれぞれ、詳細な紹介記事を掲載しています。そちらも併せてご覧ください。

高還元が得られる対象店舗を比較

三井住友カードと三菱UFJカードの利用で高還元が得られる「対象店」を見てみましょう。

三井住友カード対象店
ローソンPontaプラスカード対象店
三菱UFJカードUFJカード対象店
三井住友三菱UFJローソンPonta
セブンイレブン
ローソン
ミニストップ
セイコーマート
ポプラ
スシロー
くら寿司
はま寿司
かっぱ寿司
マクドナルド
モスバーガー
ロッテリア※1
KFC
吉野家
すき家
松屋※2
ガスト
ジョナサン
バーミヤン
しゃぶ葉
ココス
ピザハット
ドトール※3
オーケー
東急ストア
肉のハナマサ
オオゼキ
JALPACK

※1 ゼッテリアを含む
※2 松のや、マイカリー等の松屋グループを含む
※3 エクセルシオールカフェを含む

ローソンPontaプラスは、三菱UFJカードUFJニコスがクレジットカード機能を提供しているので、対象店は三菱UFJカードUFJカードの一部と重複していますが、三井住友カードと三菱UFJカードUFJカードは見事に棲み分けています。

特に三井住友カードは、ファストフード系外食チェーンの主だった店舗を網羅しており、日々の飲食でかなり幅広くポイント還元が得られます。

一方、三菱UFJカードの方は「オーケー」や「東急ストア」「オオゼキ」などのスーパーマーケットを対象店としており、日々の食費や雑貨などで多くのポイント還元が得られます。

どちらが優れているということではなく、普段よく利用する店舗が含まれるカードをサブカードとして活用することで、大きな「お得」となります。

ちなみに筆者は「三井住友カード」と「ローソンPontaプラス」を使い分けて、毎月、Vポイントとポンタポイント合算で、約7,000~9,000Pの還元を得ています。

高還元を実現するポイントアップ条件を比較

いくら高還元を謳っていても、ハードルが高すぎて達成できない条件では意味がありません。三井住友カードと三菱UFJカードのポイントアップ条件を比較してみましょう。

三井住友カードのポイントアップ条件

こちらは三井住友カードのポイントアップの仕組み図です。

  • 通常ポイント
    一番左側のグラフが何もない状態で対象店舗以外で利用した場合の還元率は0.5%です。
  • 対象店舗での利用で6.5%還元
    三井住友カードを対象店舗で利用することで6.5%が上乗せになり、通常ポイントと合わせてトータル最大7%還元となります。
  • 家族ポイント(最大5%)
    自分を含めて5人分の家族登録(自分以外に4人まで)をすることで、1人当たり1%アップで合計最大12%還元となります。
    この12%還元までは家族の数が揃えば誰でも実現できる還元率です。
  • Vポイントアッププログラム
    さらに「ポイントアッププログラム」によって8%まで上乗せが可能、最大20%の還元を受けられます。
アプリログイン簡単】+1.0%
Oliveアカウント
選べる特典
【簡単】
要Olive
+1.0%
SBI証券【難】+2.0%
住友生命【難】+2.0%
外貨預金(三井住友銀行)【難】+2.0%
住宅ローン(三井住友銀行)【難】+1.0%
モビット利用【難】+1.0%

色々な条件がありますが、「アプリログイン」はだれでも簡単にクリアできる条件ですし、Oliveも比較的容易なので、+2%(合計14%)までは誰でも実現可能です。

しかしこの2つ以外は証券や保険、外貨などで、容易にクリアできる条件ではありません。カード還元とは無関係にすでに三井住友のサービスを利用している人以外は、ポイントアップのハードルとしては高めの設定です。

現実的に考えて、誰でも実現できる還元率は、基本0.5%+対象店利用6.5%+家族5%+条件2つで2%=合計14%が順当なところかと思います。

※ちなみに、三井住友カードの上記還元を得るためにはスマホのタッチ決済必須です。

セブンイレブンなら誰も10%還元!

2024年10月15日より、三井住友カードをスマホタッチ決済をセブンイレブンで使用した際のポイント還元が7%→10%にポイントアップしています。家族登録や条件クリアによる上乗せも有効なのでお得です。ただし合計還元率が20%を超えても、還元は最大20%までです。

三菱UFJカードのポイントアップ条件

こちらは、三菱UFJカードのポイントアップ条件です。

  • 対象店で誰でも7.0%還元(基本ポイント0.5%含む)
    対象店舗での利用で誰でも最低7%還元を得られます(変更)。

そして、この「誰でも7.0%還元」を受けるためには、以下が条件となります。

リニューアル前にはこうした大前提の条件はなかったので、ちょっと締め付け感があります^^;

そして、最大20%までポイントアップするための条件がまったく新たに設定されました。

  • 三菱UFJのカードサービスを使う+3.5%
  • MUFGグループのサービスを使う+4.5%
  • 特定のサービスの料金をカード払い+5.0%

カードサービス利用で+3.5%

カードサービスの利用には以下があります。

対象サービス難易還元率達成条件
アプリログイン+0.5%MUFGカードアプリに月1回以上ログイン
カード利用+0.5%三菱UFJカードを合計5万円以上(税込)利用
スマホ決済など+0.5%下記いずれかを達成
・三菱UFJカードをApple Pay(QUICPay)にて利用
・三菱UFJカードでグローバルポイントWalletチャージ
楽Pay登録など+2.0%下記いずれかを達成
・「楽Pay(らくペイ)」に登録
・「リボ払い」合計1万円以上利用
・「分割払い(3回払い以上)」合計1万円以上利用
・「カードローン(リボ払い)」合計1万円以上利用

アプリログイン、スマホ決済、「楽ペイ」登録は容易ですが、月間5万円以上利用は少し負担になりそうです。

簡単な3つの条件をクリアすると3%アップになります。

※「楽ペイ」とは
楽ペイは月々決まった金額を超えた分を翌月の支払いに繰り延べすることができる仕組み(リボ払い)で、毎月決まった額の支払いになることで支払いの負担を軽減することができます。例えば3万円に設定しておけば、3万円を超えた分は翌月の支払い時に合算となります。

MUFGグループのサービス利用で+4.5%

MUFGグループ各社のサービスの利用には以下があります。

対象サービス難易還元率達成条件
三菱UFJダイレクトログイン+1.0%三菱UFJ銀行のインターネットバンキングに月1回以上ログイン
給与/年金の受取り+1.0%三菱UFJ銀行口座で給与もしくは年金を受け取る
MUFGグループのつみたて投資+1.0%MUFGグループのつみたて対象商品の利用
住宅ローン契約+1.0%三菱UFJ銀行の住宅ローンの契約がある
COIN+口座登録+0.5%COIN+で三菱UFJ銀行の口座を登録

インターネットバンキングにログインと、COIN+(エアウオレット等)に口座登録は簡単なので1.5%は誰でも得られます。給与・年金受取りは、会社で銀行や支店を指定されている場合等にはクリアできませんし、投資や住宅ローンは誰でも簡単…と言える条件ではありません。

特定のサービスのカード払いで+5.0%

様々なサービス(他社サービス含む)のカード払いで最大5件(5%)ポイントアップします。

ライフ携帯電話料金最大+5.0%
電気料金
エンタメAppleのサービス
ABEMAプレミアム
コミックシーモア
Hulu(フールー)
スタディ日経電子版
本の要約サービス
flier(フライヤー)
グルメUber One
( Uber ・ Uber Eats )
カーライフ三井のカーシェアーズ
スポーツカーブス

携帯料金と電気料金は誰でも利用しているサービスなので、支払方法を変更すれば2件(2%)クリアできますが、他のサービスは人によっては継続利用しているかもしれませんが、利用していない人もいるので、5%を確実に得られるか微妙です。

ポイントアップ可能な条件をチェックしてみると、最大は20%ですが、実際に得られそうな還元率は、誰でも7%+ポイントアップ6.5%で13.5%が普通に得られる還元率ではないかと思います。

ローソンPontaプラスカードのポイントアップ条件

「ローソンPontaプラス」のポイントアップの仕組みは非常にシンプルです。

対象店以外でも常に「1%還元」で、対象店での利用で+7%、「楽ペイ登録+1万円以内に設定」で+5%、月間5万円以上の利用で+2%、合計最大15%還元です。

SMBCやMUFGのような実際に加算しにくい条件がないので、比較的容易に最大15%を得やすいのが特徴です。

クリアしにくい条件がある三井住友カードや三菱UFJカードより、実際の還元率はローソンPontaプラスの方が高い…なんてことも十分あり得ます。

KAZ
KAZ

実際筆者は、SMBCの還元率は「12%」、MUFGの還元率は「11%」で、毎月15%の還元を受けているローソンPontaプラスの方が還元率が上です。毎月の利用額合計が5万円になるように注意する程度で、それ以外に15%還元を得るための条件クリアに苦労している…ということはなく、比較的安易に最大15%還元を維持しています。

それそれのカードの特徴をチェック

三井住友カード、三菱UFJカード、ローソンPontaプラスカード、それぞれに対象店に特徴がありますし、使い勝手にも違いがあります。

MUFGとローソンPontaプラスはスーパーでの高還元が大きなメリット

スーパーが対象店になっているのは「三菱UFJカード」と「ローソンPontaプラス」です。

三菱UFJカードの注目点は「オーケー」をはじめ、「オオゼキ」や「肉のハナマサ」などの日常生活で利用するスーパーでの利用で最大20%の高還元が得られる点です。

また、三菱UFJニコスがクレジットカード機能を提供しているローソンPontaプラスでは、オーケーストア限定ですが、スーパーでの利用で15%還元は大きいです。

特に「Everyday Low Price」を謳う『オーケー』で最大15%還元は、昨今の値上げ値上げの中では大きな魅力になります。日ごろの買い物に使っているスーパーが近所にある…と言う方は、最大15%還元のチャンスをみすみす逃す手はありません。

三井住友カードは、ファストフード系やファミレス系のチェーン店に強く、吉野家・すき家・マック・モス・KFC・ガスト・ジョナサン・サイゼリア・ココス・バーミヤンと、有名飲食チェーン店がずらりと並びます。

ポイント付与の利用額に注目

いくらの利用で何ポイントが付与されるのか…のルールは非常に重要です。

三井住友カード三菱UFJカードローソンPontaプラス
付与ポイント1P1P2P
付与基準額200円1,000円200円
1ポイントの価値1円最大5円1円
還元率0.5%0.5%1.0%
付与ルール総額付与総額付与総額付与

還元率は、SMBCとMUFGが0.5%、ローソンPontaは1.0%です。

SMBCは200円利用ごとに1P、MUFGは1000円利用ごとに1P、ローソンPontaは200円利用ごとに2Pが付与されます。

1ポイントの価値は、SMBCは1P=1円、MUFGは交換先によって1P=5円、ローソンPontaは1P=1円です。

いずれのカードも、各店舗での利用額を合算して還元率ごとのポイントが付与される仕組みです。

少しわかりづらいので、2,700円利用時のポイント付与と、いくらの価値を得るのか…をシミュレーションしてみましょう。

三井住友三菱UFJローソンPonta
2,700円利用時2,700円÷200円×1P
=13.5P≒13P付与
2,700円÷1,000円×1P=2P付与2,700円÷200円×2P
=26P付与
1Pの価値1P=1円
13円
1P=5円
10円
1P=1円
26円
端数切捨て額100円700円100円

こうして一覧表にしてみると分かりやすいですが、それぞれに、還元率と付与基準額、さらに1Pの価値の違いによって、実質的に還元で得られる価値(円換算)が大きく異なります。

◆三井住友カードは、200円で1P(0.5%還元)付与で、1P=円なので、還元で得られる価値は13円となります。この時、利用額2,700円のうち、200円未満の100円分は還元対象にならず切り捨てられています。

◆三菱UFJカードは、1,000円で1P(0.1%還元)付与ですが、1Pを最大5円で交換できるので、還元で得られる価値は10円となります。この時、利用額2,700円のうち、1,000円未満の700円分は還元対象にならず切り捨てられています。

◆ローソンPontaプラスは、200円で2P(1.0%還元)付与で、1P=1円なので、還元で得られる価値は26円となります。この時、利用額2,700円のうち、200円未満の100円分は還元対象にならず切り捨てられています。

KAZ
KAZ

三井住友カードと三菱UFJカードUFJカードは、どちらも基本還元0.5%+対象店で最大20%還元を謳っていますが、三井住友カードは200円ごとの付与、三菱UFJカードは1,000円ごとの付与です。同じ還元率でも実際に付与されるポイント数には違いがあるので注意が必要です。

総額付与と都度付与か

これも同じように見えて貰えるポイント数が大きく違ってくる要因です。

ポイント付与は締め日翌日~締め日の1か月間の利用額合計に対して行われますが、月間利用額の総額に対して付与される場合と、楽天カードのような「カード利用の都度付与(=その都度切り捨てがある)」の場合では付与されるポイントが異なります。

例えば月間に1,999円の利用が10回あった場合で比べてみると、

  • 総額付与の場合
    1,999円×10回=19,990円に対して1%が付与されるので199ポイント貰えます
  • その都度付与の場合
    毎回999円が切り捨てられ、1,000円の1%=10P×10回付与なのでトータルで100Pしかもらえません

以上から、例えば極端な事例を比べると

  • 100円で1%を総額付与
  • 1000円で1%をその都度付与

この2つのカードで貰えるポイントは大きな差が生じます。

その都度付与のカードは、カード利用時にできるだけ付与基準となる金額(例えば1000円)に近い金額になるようにして、切り捨て金額を小さくするとポイントを損しません。

では今回紹介した三井住友カードと三菱UFJカードはどうなのかを見てみると、

  • 三井住友カード
    月間総額に対して200円ごとにポイント付与
  • 三菱UFJカード
    基本ポイント(5.5%)はその都度付与で1000円で1P
    2025年10月以降、総額付与に変更となりました。
  • ローソンPontaプラス
    月間総額に対して200円ごとにポイント付与

三菱UFJカードは1Pの価値に要注意

三井住友カードの還元ポイントは「Vポイント」で、基本還元は200円で1P付与、1P=1円で利用することができるので、付与されたポイントが使い方によって目減りすることはありません。ローソンPontaプラスも同様に基本還元は200円で2P付与、1P=1円で利用することが可能です。

ところが、三菱UFJカードは1000円で1P(0.1%)付与で、1P=5円の価値がある交換先の場合に限って0.5%還元になる…というわかりにくい仕組みを採用しています。しかも、1P=5円に交換できるのは、「グローバルポイントペイ」または「Amazonギフト」のみで、他ポイント(Pontaや楽天ポイント等)や支払充当はすべて4円以下なので注意が必要です。

例えば、月間58,800円の利用があった場合、ポイント付与は1,000円単位なので1000円未満の800円は切り捨てになります。残り58,000円に対して0.1%還元で58Pが付与されます。この58Pは、5円換算のAmazonに交換すれば290円分となり、58,000円の0.5%に相当します。

しかし、ポンタ(4円)への交換や支払に充当(4円)した場合には、58Pは232円となり、58,000円の0.4%にしかならないので注意が必要です。使い方・交換先によっては想定したより目減りしてしまう場合があるので注意が必要です。

つまり、付与基準額が1000円なので、1,000円未満の利用額は還元対象にならず切り捨てとなり、加えて、交換先によっては1P=5円の価値を保証されない(4円以下)なので、最大20%還元も必ずしも実現できないケースもあります。

僅か1円の違い…と軽く考えてはいけません。交換先が1P=5円なのと、1P=4円では率に直せば「20%」もの違いがあることに要注目です。

三菱UFJカードは、効率よく最大還元を得るのはかなり難しいカードだということになります。

結局どのカードがお得でおすすめ?

色々な条件を比べてきましたが、結論としてどちらのカードがお勧めなんでしょう?

筆者のおすすめは以下の通りです。

筆者イチオシカードはローソンPontaプラスカード

最大還元率は15%で、一見、最も魅力がないように見えるローソンPontaプラスカードですが、実はこちらで見たように、条件クリアのハードルが少なく低いため、実質的に得られる還元率は最も良い…というケースが珍しくありません。

実際筆者も、ローソンPontaプラスカードを作ってから、1か月も欠かさず15%還元を得続けています。

さらに、還元されるポイントが「ポンタ」であることから、auPayにチャージして使えば、さらに0.5%の還元も得られます(auPayは利用時に0.5%還元)。

筆者の場合、オーケーストアで日々の食品や雑貨類を購入するため、対象店が自分の利用店とマッチしているという点も1STチョイスになる大きな要因です。

また、ローソンPontaプラスカードの基本還元は1.0%で、通常利用するメインカードとしても使えることも大きいです。

筆者のイチオシは『ローソンPontaプラスカード』です。

利用店舗によっては三井住友カードを併用

二番目におすすめなのは三井住友カードです。

なんといっても、吉野家・すき家・マック・モス・KFC・ガスト・ジョナサン・サイゼリア・ココス・バーミヤン・ドトールといった、有名飲食チェーン店で最大20%(筆者は12%)還元が得られるので、ちょっとした飲食でお得になります。

また、コンビニ(セブン、ローソン、ミニストップ)で強く、ローソンPontaプラスカードの弱い部分を補えることも二番手として重要な要素です。

筆者的には三菱UFJカードは三番手

ローソンPontaプラスと三井住友カードに比べると、1,000円ごとの付与や、交換先によっては実際の還元額が目減りしてしまうため、どうしても出番が少なくなってしまいます。

他のカードで対象店になっていない店舗もあるのですが、たまたま筆者はその店舗を使わないので、ますます出番が減ってしまうのは否めません。

カード内容のリニューアルによって、見かけの還元率こそ20%とパワーアップしたように見えますが、ポイントアップのハードルは上がり最大還元まで得るのはかなり難しそうです。その上、苦労して得たポイントも額面通りの交換ができないのでは、なかなか使いたくなりません。

三井住友カード&三菱UFJカード 既存利用者紹介

三井住友カードと三菱UFJカードには各々紹介制度があり、既存会員の紹介で加入することで通常の加入特典に紹介特典が上乗せされてお得です。

それに実際に使っている人のおすすめの方が、ちょっと信ぴょう性がありそうでしょ。

三井住友カードの既存利用者紹介

三井住友カードには「新規入会特典」が用意されています。

プラチナカードで最大33,600円相当、ゴールドカードと一般カードで最大24,600円相当と、かなり高額な入会特典ですが、さらに既存利用者からの紹介で入会する場合には、さらにVポイントの還元が上乗せとなります。

加入するカードによって紹介特典は異なりますので、お好きなカードを選んで申しこんでください。

三菱UFJカードの既存利用者紹介

三菱UFJカードUFJカードの新規入会特典は、最大15,000円相当のグローバルポイントが付与されます。

さらに、既存会員の紹介で三菱UFJカードに新規入会すると、通常特典のほかに最大10,000円相当のグローバルポイントが貰えます。

グローバルポイントは、Amazonギフト券やiTunesカード、楽天ポイントやDポイント、PontaやVpoint、nanacoやWAONなどへの交換可能ですし、カード支払いに充当可能など、様々な活用方法が用意されています。

※オーケーストアを日ごろ利用される方や、スシローやくら寿司のヘビーユーザーには特におすすめのカードです。

QUICPAYで週末全額キャッシュバックも!?

三菱UFJカードUFJカードの上乗せ条件「スマホ決済」は『QUICPAY』での支払いになります(三井住友カードでないのでタッチ決済ではありません)。

もしかすると、週末にオーケーストアに買い物に行って三菱UFJカードをQUICPAY決済すると、カードのポイント還元のほかに、QUICPAYのキャンペーンによる「全額キャッシュバック」にヒットする可能性もあります。

QUICPAYのキャンペーンは、来年2026年3月までのロングランなので、当選する可能性も充分あり得る…かもしれません。週末のスーパーでの買い物は三菱UFJカードのQUICPAY払い一択と言えそうです。

KAZ
KAZ

ちなみに、ローソンPontaプラスには既存会員からの紹介制度はありません。

三井住友・三菱UFJ・ローソンPontaプラスカード比較 まとめ

物価は上がっている割に、所得増の実感はまるでありませんよね。少しでも「お得」を得られる方法を駆使して、少しでも生活を豊かにしたいものです。

今回は、最大15~20%の高還元を謳う3種類のクレジットカードを比較・紹介してみました。

いずれも、三井住友銀行、三菱UFJ銀行とメガバンク系列の安心できるカード会社であることが大前提ですが、対象店舗やポイントの付与方法については各カードで違いがありますので、うまく使い分けて「お得」をゲットしてください。

筆者の個人的な感想としては、特に問題がないのであれば両方のカードを持っておくことで、お得に利用できる店舗の幅が拡がると考えます。

せっかくお得なカードが年会費無料で持てるのに活用しないのは勿体ないです。

それでは今日はこの辺で。

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この記事を書いたのは…
kazz

当ブログ運営のKAZZです。日ごろは喜田宗彦の筆名でWEBライターをしています。主にモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連記事を執筆しています。趣味関連で車中泊やポータブル電源、車載家電などのレビューの依頼も頂くようになりました。
個人的には「ポイント好き」でポイ活に勤しんでいます。ちなみに2024年の獲得ポイント総額は約8万1,000Pでした。自身で利用して「お得!」と感じたポイ活や情報、知らないと損する情報などをお伝えしています。
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