スマホの通話料って高いですよね。普通にかけたら22円/30秒が基本料金。3分の通話で132円もかかってしまいます。そこで今日は、割安に通話できる「通話アプリ」を探す中でダントツに割安な「G-Call」をピックアップします。

1GB無料の廃止でRakuten Linkによる「無料通話かけ放題」が終了、2023年5月31日には唯一の無料通過サービス「LINE out」もサービス終了、さらに同年6月には「050Plus」が新規受付を終了し、続々と通話アプリが終了している中、基本料無料+国内最安通話料金で一人気を吐く「G-Call」に要注目なのです。

楽天モバイルは無料通話ツール『Rakuten Link』の規約の改定を発表しました。12/5以降、通話料や基本料金がかかるなどの有料化へすぐに動くわけではないですが、この規約改定によって将来は有料化できる体制になったわけです。有料化の意思がなければ規約を改定する必要もないはず…と考えると、将来的に有料化へ進む可能性もあながち否定できません。
IP電話なので音質は二の次でしたが、完全無料で通話できていた「LINE out」が終了、さらに有料ながら音質の良さが特徴だった「050Plus」も終了、すでに「SmarTalk」も新規受付を中止しており、「通話料」を取り巻く環境は激変、ユーザーが「安い通話料」のために選べる選択肢は減少しています。
そこで今回は、各社の格安通話サービスをチェックした上で、やはり「最安」だったG-Callに焦点をあててご紹介したいと思います。
格安通話サービスとは
国内のスマホ通話料金は「22円/30秒」です。
これは大手キャリア共通の基本的な通話料金です。当然、回線をキャリアから仕入れるMVNOでも同料金ですので、通話に関しては大手キャリアも、格安SIMでも料金は変わりません。

格安SIM各社ではアプリ経由で10円/30秒が当たり前ですよ?
と思うかもしれませんが、それは通常よりも割安な通話回線を経由させるなどして料金を下げているのであって、大手キャリア3社から卸売される通話回線は22円/30秒です。
「10円/30秒」など、通常の通話料金よりも割安な料金で利用できるサービスを「格安通話サービス」といって、MVNO各社が提供する「通話半額アプリ」などがこれに当たります。
大抵、自社のサービスの名を冠して「mineoでんわ」「mioフォン」等の名称となっています。
格安通話サービスは、前述のように割安な回線を中継するため「中継電話」と呼ばれたり、どの回線を経由させるかを指定する特定の番号を相手先電話番号の先頭に付けて発信するため「プレフィックス(先に付加する)電話」などと呼ばれます。
格安通話サービスの通話料金は、概ね「8円」~「10円」ほどが相場で、各社で微妙に料金が異なります。基本料のかかるもの、かからないもの様々で通話料金以外の部分でも注意が必要です。
また、電話専用の回線を経由させるサービスもあれば、データ通信回線を経由させるサービスもあるので、通話品質の良し悪しもさまざまです。
なので今回は、通話品質もある程度重視しつつ、できるだけ実質的な通話料金が割安なサービスを見つけたいと思います。
格安通話サービスについては、ライターの仕事で数年前に一度調べたことがありますが、状況やサービス内容が変わっている可能性もあるため今回は「0」から調べ直しましたので、今現在に即したサービスを探せるはずです。

MVNOが自社契約者専用に提供する通話サービスもありますが、通信会社に関わらず誰でも利用できる格安通話サービスをピックアップします。
格安通話サービスと格安通話アプリって違うの?
一般的には、格安通話アプリとして認識している方が多いと思いますが、「格安通話サービス」の使い勝手を向上させるツールが「格安通話アプリ」です。
なので、手入力で先頭に「特番」を付けても割引料金の対象になります。
また、複数の格安通話サービスを契約して各々のアプリをインストールしておけば、アプリを切り替えて使うことで、別のサービスを任意で利用することも可能ということになります。
実際にどのぐらい安くできるのか
皆さんここが一番興味があるところだと思いますが、ちょっと驚くかもしれません。
以下は、5分、10分、20分、30分ごとの通話料金のシミュレーションです。
基本料金 | 5分通話 | 10分通話 | 20分通話 | 30分通話 | |
22円/30秒 | なし | 220円 | 440円 | 880円 | 1,320円 |
各社半額通話 11円/30秒 | なし | 110円 | 220円 | 440円 | 660円 |
5分かけ放題 +22円/30秒 | 500~700円 | 0円 | 220円 | 660円 | 1,100円 |
10分かけ放題 +11円/30秒 | 800~1000円 | 0円 | 0円 | 220円 | 440円 |
最上段が通常の通話料金です。
2段目は、かけ放題(月額基本料)なしで、11円/30秒で課金されるパターンです。
3段目は、大手キャリア系の「5分かけ放題」で、5分経過後は22円/30秒で課金されるパターン。
4段目は、MVNO等の格安SIMに多い「10分かけ放題」で、超過後は10円/30秒課金のパターン。
これを見る、通話料を抑えるために重要なのは「かけ放題」契約ではなく、かけ放題を超過した後の通話料金であることがよく分かります。
特に4段目の「10分かけ放題」パターンは安そうに見えても、この通話料の他に800~1000円程度の「かけ放題基本料」が加算されるので、よほど10分以内の通話の回数を重ねない限りなかなか「お得」にはならないのです。
電話回線を使う格安通話サービス~楽天でんわ・G-Call
まず検証するのは、電話回線を使用する格安通話サービスです。
電話回線を使用する通話サービスは「回線交換方式」という方式で、何より通話音質の良さが特徴になります。
いくら通話料金が安くなっても音質が悪いとか、ぶつぶつ切れる、途中で聞こえなくなるなどでは、大事な場面で使えないだけでなく、普通にイライラしますよね。
電話回線を使わない通話サービスで、もっと割安な通話料で提供するサービスはありますが、その辺はトレードオフなのかなあ…という印象です。
つまり、安さ優先で品質については多少は目を瞑る感じか、通話料では最安ではないけれど安定した品質で使うか、ってところだと思います。
電話回線を使用する格安通話サービスは2つあります。
「楽天でんわ」は、楽天が提供する格安通話サービスで、楽天モバイル以外のユーザーでも利用可能です。
料金は、通常通話料金の約半額の10円/30秒です。
基本料金がかからず使った分だけの通話料請求となります。利用金額100円に対して1P(1%)の楽天ポイントの付与があります。
楽天モバイル利用者は「楽天LINK」を使えば通話料金は発生しませんが、所詮データ通信回線を使用する「IP電話」ですので、通話音質は期待できません。その点「楽天でんわ」の方が料金はかかりますが通話回線での通話なので音質は遥かに上です。
「G-Call」も国内企業が提供する、回線交換式の格安通話サービスで、どの通信会社の契約者でも利用することが可能です(通信会社を乗り換えてもそのまま使えます)。
基本料金はなく通話した分の料金が請求されます。ポイントを持っている場合にはポイントが充当されます。
また、G-Callでは「10分かけ放題」も提供しており、月額770円の格安基本料金で10分経過後も8円/30秒の格安料金で課金されます。
また、1人の契約で、2回線目や家族の回線など利用電話番号を複数登録が可能で、登録電話番号からの発信は差別なく8円/30秒の通話料金が適用されます。
サイトの作りや専用アプリのデザインなどが垢抜けずちょっとダサいですが、サービスとしては抜群の使い勝手で通話音質も良好です。もちろん筆者もG-Callユーザーです。
➡「G-Call」を実際に使ってみた&紹介制度については記事後半に

『自分は楽天経済圏の人なので楽天ポイントが貰える「楽天でんわ」の方がいい』と思った方、”ちょっと待った”です。楽天でんわとG-Callの通話料は2円/30秒の差があります。10円/30秒に対する2円の差額なのでつまり20%の差額です。20%ぶんまでポイントが貰えないならG-Callを使った方がポイント貰うより得かもしれませんよ。
IP電話(050番号)方式~050Plus・LaLa Call・SmarTalk
格安通話サービスには、電話回線ではなく、インターネット回線(データ通信回線)を使用して割安な通話料で提供しているサービスがあります。
「IP電話(050番号)」は、その名の通り局番に「050」が付く通話サービスですが、これは、通話品質や遅延速度などの基準を満たしたサービスだけに許されるもので、同じIP電話でも、品質は国が認めたレベルである…というわけです。
一般的に、データ通信回線を使った通話サービスは「音質が悪い」「雑音が入る」と言われますが、「050」局番のIP電話は、非常に音質がクリアで電話回線使用のサービスとあまり差が分からないほどですが、やはりデータ通信の影響を受けるのは皆無とは言えません。
電波の弱い場所、通信が集中・混雑する時間帯などでは影響を受ける場合があって、筆者の体験的に言うと『良いときは良いけれど、悪くなるととことん悪くて使い物ならない』です(あくまで個人的換装です)。
「050Plus」は、NTTコミュニケーションズが提供する050IP電話で、携帯・スマホへの通話は17.6円/1分、固定電話への通話は8.8円/3分とかなり割安です(※)が、月額基本料金が330円かかりるので、通話回数が少ない場合には基本料金をペイすることができません。
※2023年6月、「050Plus」は新規受付を終了しました。
「LaLa Call」(ララコール)は、MVNOの「mineo」を運営するオプテージが提供する050IP電話です。携帯・スマホへの通話は8.8円/30秒、固定電話へは8.8円/3分です。こちらも110円/月の基本料がかかります。
「SmarTalk」(スマトーク)は、楽天グループの楽天コミュニケーションズが提供する050IP電話で、携帯・スマホ、固定電話いずれも8.8円/30秒で通話できます。固定電話への通話料金が競合他社よりも割高ですが、基本料金がかからないことも加味して検討すべきです。
※「SmarTalk」は、現在新規登録停止中です。

【間違い安い!】
通話料金の「○○円/×秒」や、「/△分」は料金単位を表しています。例えば、通話料金8.8円/30秒と表記がある場合は「30秒で8.8円」であり、「4.4円/15秒」にはなりません。あくまで30秒単位の課金なので、31秒しか通話していなくても17.6円になります。最小課金単位なので、それより短い通話時間に換算して請求にはなりません。
050IP電話は、IP電話としては優秀ですが、電話回線を使用する「回線交換方式」の2サービスと比べると、やはり音質や雑音の面で不利であることは否めません。通話料金最優先であれば利用価値は十分あると思いますが、ある程度、通話品質も担保したい場合には慎重に検討してください。
基本料がある「LaLa Call」は、格安SIMの「mineo(オプテージ)」の契約者が利用すると料金がお得になっています。
IP電話通話サービス~LINE out・Viber out・Skype out
050局番のつかないIP電話で、こちらはアプリ間の通話が主で、他の電話番号へも「かけられる」サービスです。
通話品質については、「LINE無料でんわ」の利用で皆さんご存じの通りです。
人によって「悪くない」という方もいますし、筆者も家族との通話ならこれで十分と思います。反面、仕事や問い合わせとなると、これらのアプリから発信しようとはあまり思いません。
「LINE out」は、広告を視聴することで無料通話が可能なIP電話サービスで、広告を見ない場合や無料通話を使い切った場合には「コールクレジット」や「30日プラン」を購入することで有料で通話が可能です。
※「LINE out」サービスは、2023/5/31に終了しました。
「Viber out」は、楽天傘下のViber Mediaが提供するIP電話です。IP電話でありながら、固定電話からの着信を受けられるのが特徴です。
自分はViberでの受話を経験したことがありますが、受話に関しては特に音質が異常に悪いという印象はありませんでした。まんまLINEの無料通話の感じでした。Viberからの発信はどうなのか経験はありません。
「Skype out」は、マクロソフトが提供するIP電話です。スカイプクレジットを利用することでアプリ以外への通話が可能です。
正直言って、無料で利用できる「LINE out」を除いて、050局番でないIP電話を通常の電話サービスとして使うのは料金が格段に安いわけでもないのであまり現実的ではないかもしれません。
アプリ間どうしの通話が無料というのが最大のメリットですが、それはすでにLINEの無料通話で多くの方が使っているので何も説明は必要ないでしょう。

ただ1点メリットがあるとすると、IP電話はWiFi通信でも電話ができるという点で、モバイル通信網の届かない僻地や、災害時や先日のauのような通信トラブル時にも通話ができる可能性があります。
LINE out終了、050Plus・SmarTalk新規受付終了
上記でいざという時のために…とおすすめしていた『LINE out』サービスが5/31をもって終了してしまいました。さらに6月26日には「050Plus」が新規受付を終了、すでに「SmarTalk」も新規受付を中止して久しく、どんどんIP電話サービスの選択肢が減少しています。
こうなると、基本料金がかからずに割安なコストで通話できる方法はかなり限られてきます。
ますます『G-Call』の存在意義が高まってくるのかもしれません。8円/30秒の通話料は他サービスと比べるとかなり割安ですし、基本料金がないので使用しない場合でもランニングコストがかからないのは大きいです。
『G-Call』が値上げやサービスの改悪をしないことを切に祈ります。
『LINE out』のサービス終了によって、完全無料での通話方法はなくなったと言えます。あとは以下に通話料の安いサービスを見つけて利用するか…しかありません。
メリットいっぱいのG-Callを実際に使ってみた

上記で8種類の格安通話サービスを紹介しましたが、実際に使ってみて料金も支払ってみて思うのは『格安通話サービスはG-Call一択だな』です。
そう思う理由は以下です。
何と言ってもG-Callの最大の特徴は「料金が安い」ことです。
MVNO各社の半額通話を凌いでいますし、通常通話料(22円)の約64%OFFの通話料です。それでいてIP電話と違って通話回線を使用しているので音質が良いのも〇です。
必要なら「10分かけ放題」も安いです。
さらに、家族で共用することも可能ですし、通信会社を変えて(MNP)もそのまま使い続けられるので、いちいち、乗り換え先のアプリをインストールし直す必要がないのも、目立ちませんが地味に効くメリットです。
楽天でんわも料金は「G-Call」よりも高めですが、同様に「回線交換方式」の通話サービスですので品質については問題ない(楽天でんわも過去に使用実績がある)です。通話料(11円)はG-Callより少し割高なので、G-Callでダメなら「次の候補」って感じでしょうか。
050IP電話は、「050Plus」と「LaLa Call」は基本料がかかってしまうので、Rakuten Linkの代わりという限りはちょっと違うと思います。
実は、自分はSmaTalkも電話番号は取得していて、iPhoneにアプリをインストールしていますが、ほとんど使っていません。本チャンの電話番号をあまり教えたくない場面などに使うことがあります。050番号を1つ持っておくと便利ですが、SmaTalkは基本料がないので助かります。
LINE outや、Viber outは、メインの通話サービスという感じではないので検討もしていません。
MVNO提供の「半額通話」より割安+通信会社に無関係に利用可能
MVNO各社が「○○でんわ」という名称で提供している半額通話サービス(アプリ)は、相手先電話番号の先頭に所定の番号を付加して発信する「プレフィックス電話」ですが、通話料は10円/30秒なので「G-Call」(8円/30秒)の方が割安です。
また、MVNOの「かけ放題」は、このプレフィックス電話を使用することを前提として月額基本料が決まっていますが、所定の時間(5分または10分)経過後の通話料は10円/30秒です。
実は「G-Call」も独自の『10分かけ放題』(月額770円)を提供していて、10分経過後は8円/30秒の課金となります。
また、「G-Call」は通信会社とは別会社なので、キャリアでもMVNOでもどの通信会社を利用していても「G-Call」を利用できるため、通信会社を乗り換え(MNP)ても電話番号が変更なければ、手続きも不要でそのまま継続して利用可能です。
もし電話番号が変更になっても、電話番号が増えても、追加登録すれば複数の電話番号で利用することが可能です(家族の電話番号を登録すれば登録番号全てで利用可能です)。
しかもG-Callは通信会社を跨いで利用できる(どの通信サービスでも利用できる)ので、SIMを乗り換えるごとに通話設定をしたり、かけ放題を申し込む等の手間がかかりません。電話番号を継続(MNP)している限り、通信会社に関わらずG-Callアプリから発信可能です。
G-Callにデメリットはある?
抜群の通話料の安さと通話音質の良さで群を抜いている「G-Call」ですがデメリットはあるのでしょうか。
アプリ画面はちょっとダサいが問題なく使える

アプリの発信画面です。
機能や利便性には全く無関係ですし、「まあこんなもんでしょ」な気もしますが、やっぱりどこかダサい感じがします(でも、だから何だ?という感じ)。デメリットというほどの事ではありませんが、強いていうならダサいです(笑)。
下部のアイコンの「連絡先」から、スマホの電話帳にアクセスし通話先を選びます。そのまま発信すれば、自動的に「特番」を付加して電話をかけてくれます(普通の料金半額アプリと同じ)。
自分の今のメイン回線の料金プランは「Povo 2.0」で、データ通信に関しては、契約以降一度もデータ容量を購入せずに「0円生活」のままで高速通信を利用できていて満足度が高いですが、通話料金は22円/30秒なので、とても常用できません。
基本料金 | 1分通話 | 5分通話 | 10分通話 | 20分通話 | |
G-Call | なし | 16円 | 80円 | 160円 | 320円 |
「5分かけ放題」が500円とリーズナブルなのですが、かけ放題にするほど電話しないんで、基本料金がかからず、8円/30秒で通話できる「G-Call」は有難い存在です。
もし、月間の通話が合計49分以上になって、しかもその通話時間がほとんど10分以下なのであれば、月額770円の「10分かけ放題」の利用も検討してよいでしょう。
Povo2.0が「5分かけ放題」を月額550円で提供していて、単価としてはPovoの方が割安ですが、無料通話の上限が5分であることと、5分経過後の通話料が22円/30秒であることを勘案すると、どうせお金を出すならG-Callの「10分かけ放題」の方が高コスパと言えます。
Rakuten Linkは「無料通話かけ放題」でしたから全然及びませんし、他のサービス同様に3桁通話やあの悪名高い0570などは8円/30秒ではかけられませんが、それでもかなり割安に通話できそうです。

0570って本当に腹立たしいですよね。こっちが無料通話・格安通話を使える状態なのにみすみす高額な通話料を支払わなければなりません。でも最近ではあまりに利用者に不評なので、通常の電話番号を公開する企業や店舗が増えているようです。例えばヤマト運輸は基本0570ですが、サービスセンターは「0120」番号なども公開しています。
通話着信への折り返しには要注意
これは格安通話サービスや格安通話アプリの「あるある」です。
通常の通話アプリだと、通話着信をタップすればそのまま折り返すことができますが、格安通話アプリの場合は、格安通話アプリに着信するのではなく通常の通話アプリに着信します。
通常の通話アプリの着信履歴からそのまま折り返しをしてしまうと、割安料金が適用されないので要注意です。
かならず、着信した電話番号をメモ(コピペ)して、格安通話アプリから発信する必要があります。
この点だけは気を付けてください、癖になっているのでついうっかりやってしまいます^^;
通常アプリから折り返してしまうと、1秒でも22円が課金されてしまい、悔しい思いをすることになります。
これもデメリットというほどの事ではありませんし、他の半額通話アプリも同じ仕様なので特にG-Callが他サービスに劣っているわけでもありません。
G-Callの紹介制度
G-Callでは「紹介制度」を提供しています。
紹介した人・紹介された人それぞれに250P(通話料250円分=8円/30秒換算で15分ぶん)が貰えます。
どうせ利用するなら紹介を利用した方がお得です。
下記のリンクからお申込みになると紹介制度を利用したことになります。

貰ったポイントは1P=1円で通話料金に充当できますし、G-CaLLショッピングでも等価で買い物やふるさと納税に充当できます。各地の名産品やお米、おせちなど使途が非常に多彩です。
G-Callと組み合わせるおすすめ格安SIMは?
通話料を割安にできる通話サービスについて、『基本料(ランニングコスト)無料』を条件に探した場合の選択肢は「楽天でんわ(10月まで)」「G-Call」「LINE out」しかありません。
実際に通話した際の通話料で比べると、8円/30秒の「G-Call」一択と言っても過言ではありません。
ではその「G-Call」と組み合わせるべきSIM(※)はどこがいいのでしょう。
※G-Call自体は通信機能はありませんので、通信・通話を行うための通信SIMをいずれかの通信会社と契約する必要があります。
自分は、自身で格安SIMが好きであることに加え、モバイル通信系のライターを6年間続けてきました。
この8年間に20社以上延べ50プラン超を実際に契約して利用してきていますが、その経験から言って、今現在契約可能な格安通信プランの中で、品質や速度と料金のバランスが最も優れていると考えているのが、「ahamo」「Povo2.0」「LINEMO」のキャリア系格安プランです。
Povo2.0+G-Call(通話特化型)
Povo2.0はトッピングを購入しなければ(つまりデータ通信を使用しなければ)基本料金がかからないため、同様に基本料がかからない「G-Call」との相性は抜群です。月額無料で回線と通話アプリを維持できます。
筆者もこの組み合わせで月の通信料は基本0円です。何も使わなければ月額0円、通話する際には8円/30秒の最安通話…という『通話特化型』の組み合わせです。
何もしない…といっても最低限128kbpsでのデータ通信は可能ですので、メールなどは受信できますし、時間を選べばSNSトーク程度なら辛うじて利用可能です。しかもギガ活で高速通信も人に譲るほどゲットできていますのでまったく問題ありません。
もし高速通信を利用したい場合には、1GB/3GB/20GB/60GB/150GBから選んでトッピングすることも可能です
ただしPovo2.0は課金が一切ないまま180日を経過すると契約解除になるルールがあるため、最低限180日以内にトッピングを購入するなどの「課金」が必要です(ゆえに厳密には完全無料ではありませんが自分は半年間トッピング未購入でした~詳細は下記)。
おともだち紹介プログラム

申込時、「キャンペーンコード/紹介コード」の欄に「KZUV68TM」を入力してください。「24時間使い放題」が1個貰えます。さらに契約後30日以内にトッピングを購入すると、トッピングに応じた「24時間使い放題」のプロモコードが貰えます。
LINEMO+G-Call(LINE使い放題+最安通話)
昨今では、MVNOから割安な通信プランが各種リリースされていて、いったいどの通信会社のどのプランがいいのかわからない…という方もいるかもしれませんが、そういう場合には「LINEMO」(ラインモ)がおすすめです。
特徴は何と言っても「LUNE利用時の通信料無料」です。LINEのヘビーユーザーにおすすめの組み合わせです。
「LINEMO」はSoftbank自身が運営する格安プランで、Softbankの通信網をそのまま使用できるので、通信品質や通信速度はSoftbankやY!mobileと同等です。
MVNOのプランは魅力的ですが、自社通信網を持たず大手キャリアから借りている以上、どうしても最も品質が低下する時間帯、通信速度が低下する時間帯を基準に通信回線量を持つことができないため、昼12時台をはじめ、日に数回は品質・速度が低下する時間帯があるのが実情です。
速度が低下する時間というのは、通信が集中する時間帯ですが、通信が集中する時間帯というのは、みんなが通信を使いたい時間帯なんです。
よく「通信集中の時間帯を避ければ…」などと書かれているのを見かけますが、正直、自分には広告収入を得たいための「方便」にしか見えません。
みんなが使いたい時間帯に品質や速度が低下するサービスなんて、よっぽど料金が激安でない限り使いたくないとは思いませんか?
その点、キャリア自身が運営する「ahamo」「Povo2.0」「LINEMO」は料金が安くても品質はキャリア同等であることが非常に重要なポイントです。
「ahamo」には小容量のプランがないので、20GB以上を毎月消費する方にしかおすすめできませんが、「Povo2.0」と「LINEMO」には3GB/月のプランがあるので、小容量派の方におすすめです。
おすすめ通話サービス「G-Call」まとめ
今回は、無料維持できなくなった「Rakuten Link」、2023年5月31日でサービス終了した「LINE out」、同6月26日新規受付終了の「050Plus」の代替通話サービスとして『G-Call』をピックアップしてご紹介しました。
やはり『基本料金無料』+『8円/30秒の通話料金』は最強通話アプリと言えると思います。「10分かけ放題(770円/月」も、超過後が8円/30秒なのでかなり節減効果があります。
「G-Call」、絶対の自信を持っておすすめします。
それでは今日はこの辺で。