楽天カードのポイント付与ルールの変更が発表され、また一つクレジットカードの条件悪化が増えました。いま本当に使うべきクレジットカードってどのカードなんでしょうか。今回はクレジットカードについて考えてみます。

クレジットカードなんてモバイルに関係ないじゃん

そう思うかもしれませんが、ほら、Apple PayやGoogle Payにクレカを登録してスマホで決済するじゃないですか。スマホ決済だってスマホ端末で使いますよね?そういう意味で、どのクレカをスマホに登録しておくのか…を含めてお得なクレカを探してみようというわけです。
最近は条件をどんどん悪化させているカードと、逆にどんどん魅力が増しているカードが両極端だと思うんですよね。
自分はファイナンスの専門家じゃないので、そんなに難しいはなしはしません。どのクレカを使えばちょっとでもお得なのかをごく普通の一般人として考えてみよう…ということなんです。
それにしても、最近、主要クレジットカードの解約が続いて嫌になりますね。色々なものが値上げする中でポイントも貰いにくくなってしまったら消費者は立つ瀬がありません。
筆者が気になったPayPayとPayPayカードの改悪
まずルール改悪と言えば真っ先に思い出すのが「PayPayカード」です。
PayPayカードは「ルール改悪」を矢継ぎ早に発表していて、利用者を敵に回す気か?と思えるほど利用者の「お得感」や「利便性」を剥ぎ取っている印象です。
近い将来、PayPayカード以外のクレカが使えなくなる
少し前に話題になったのでご存じの方も多いと思いますが、今後、スマホ決済の「PayPay」はPayPayカード(ゴールド含む)以外の他社クレジットカードの紐づけができなくなります。
例えば、筆者はPayPayカードを持っていないので、PayPayを利用する際には「dカード」を紐づけて決済していますが、今後はPayPayカード以外は使えなくなるので、筆者は実質的にPayPayを使えないことになります。
実はこの改悪は当初、2023年8月1日から実施すると発表されました。7月中に他社クレカを新たに登録できなくなり、8/1には他社クレカの既登録は強制的に解除となり、同時にPayPayカードのみ使用可能となる予定でした。
でも「改悪だ」となかなかの大騒ぎとなったため(かどうかわかりませんが)、2025年1月に延期となりました。あまりの不評の大きさに日和ったのか、危機感を感じたのかもしれませんが、延期しただけで中止にはしていません。
つまり、先送りにはなったけれどいずれ他社カードは使えなくなり、PayPayカードしか使えなくなるのは同じなんですね。
どうですか?
延期になったので「だったらいいや」と思いますか?
自分はそうは思いませんでした。思ったのは「いずれ使えなくなるなら今から他社カードでお得で使い勝手の良いクレカをさがしておこう…」ということでした。2年間延期されたので2年後に検討するのではなく、検討期間は2年に伸びたので急がないけれど他社カードを探そうと思います。

でもそれはPayPayのはなしで、PayPayカードのはなしではないでしょ?
ではこれはどうでしょう…
ポイント付与が100円=1Pから、200円2Pに変更
「1%還元のままだから同じじゃない?」と思ったアナタ、損しちゃいますよ。
100円1Pと言うことは、当たり前ですが100円のクレカ決済ごとに1P貰えるということです。200円2Pというのは、200円で2P貰えるという意味です。
ここで問題です。
200円=2Pのルールで100円の買い物をしたら何P貰えますか?
答えは「0P」です。
200円=2Pの場合は200円未満の支払いがあってもポイントが付与されないという意味です。
200円以上の支払いでも200円ごとに2Pです。
- 従来(100円=1P)… 950円の支払いで9P貰える
今後(200円=2P)… 950円の支払いで8P貰える
ほら、1P損するようになるんです。
実はこのルール変更はポイントを貰う側にとってはかなり大きな変更ですが、大きな買い物を月に数回だけクレカ決済する人よりも、日々の細かい買い物をクレカ決済する(利用回数が多い)人ほど損をします。
例えば同じ33,000円をクレカ決済する場合、
- 1回の買い物で33,000円の場合は、端数なく200円で割り切れるのでポイントの減少はありません。
- 3,300円の買い物10回で33,000円になる場合は、買い物1回ごとに端数100円=1Pずつ損になり、10回で10Pの損になります。
- 330円の買い物100回で33,000円になる場合は、買い物1回ごとに端数端数130円×100回で100Pも損してしまいます
こんな具合に、細かい買い物をする人ほど従来制度にくらべて貰えるポイントが減るのですが、元々PayPay含めスマホ決済は少額決済向けの決済方法であるため、多くの人が損失を被る可能性が高いことになるわけです。

PayPayは、PayPayカードしか紐づけできないようにしておきながら、それに従順に従った人には、ポイントを貰いにくい(損する)条件をつきつけているわけです。そんな酷い話しってありますか?普通、囲い込みを行う場合、囲い込みに応じた人には特典を与えるものではないんでしょうか?

そんな風に感じたものですから、自分としては「PayPayカードを新たに作る」という選択肢もあったのですが、この先、PayPayとPayPayカードはどんなルール変更をしてくるかわからず、そのたびに右往左往するのが嫌…というわけで、PayPayを使わない、PayPayカードも作らない…という選択肢を選ぶことにしました。
ただ地方へ行くとPayPayだけ使えるお店ってかなり多いんですよね。その点がちょっと心配です。他の決済サービスにもっと営業頑張っていただくしかありません。
LINEペイのチャージ&ペイで5%還元
地方のPayPayしか使えないような小規模店舗での買い物をどうするか…には1つの逃げ道があります。
それが『LINEペイ』です。
PayPayとLINEペイは「統合」されて、ブランドとしてはPayPayに以本化してゆくようですが、LINEペイ利用者は、PayPay加盟店の店頭のQRコード読み取りによる決済のみ「LINEペイ チャージ&ペイ」で支払いが可能です。
好都合(失礼)なことに、スキャナー付きレジなど導入していない地方の小規模店舗の多くは、店頭にPayPayのバーコードを掲示して読み取り決済での支払いとなります。
つまり、地方の小規模店舗の多くでは「LINEペイ」を使ってPayPayとして支払いができるということです。
これ、実はすごく大きなことで、筆者も良く出かける伊豆での決済は、コンビニなどのチェーン店を除けばほとんどが「LINEペイ」によるPayPay支払いで済ませています。
この先もずっと「LINEペイ チャージ&ペイ」によるPayPay支払いが可能なのかどうかは分かりませんが、少なくとも現状は、特に地方の小規模店では有効な支払方法となっています。
しかも5%還元なので、普通にPayPayを使うよりお得なんです^^

「LINEペイ チャージ&ペイ」は、『VISA LINEPayカード(+P)』による決済であれば、月間最大500Pまで5%還元が得られます(購入額で10,000円)。少額ですが、地方の小規模店舗での買い物って、そんなに多額にはならないので充分にお得感を得られます。
筆者が気になった楽天カードの改悪
次に楽天カードの改悪を見てみます。
PayPayがPayPayカード以外のカードを紐づけられないようにする…とリリースした当時、楽天は「ウチはそんなことしませんよ」と言わんばかりに他社カードでも紐づけられることをアピールしていました。
でもその実、楽天も楽天カードの改悪を打ち出しています。
その都度還元に変更で貰えるポイント減少
改悪になったのはポイント付与ルールです。
これまで楽天カードは前月16日~翌15日までの1か月間の決済額の合計に対して1%のポイントを付与していました。
それが2023年8月からは1回の決済ごとに100円=1Pの付与に変わります。
するとどうなるか…
- 330円の買い物100回で33,000円/月の決済額になる場合、
従来は33,000÷100円で330Pが貰えていましたが、8/1以降は買い物1回ごとに端数端数30円×100回で3000円分=30P損します
PayPayに比べれば損は小さいように思いますが、今後は毎月損をし続けるので、ずっと楽天カードを使い続けると損失はそこそこ大きいものになります。

楽天カードの請求支払日は毎月27日で、月末に収入の多くが入金される筆者的にはメインカードとしては使いにくい上、昨年には公共料金決済のポイント付与が0.2%に改悪されたのですでに楽天カードの費用頻度はほとんどなくなっていました。そこへ今回の改悪の上乗せでもう完全に楽天カードの出る幕はない…という感じです。元々ネット通販はAmazon派ですしね。
おすすめのカードはどれ?適材適所で使い分ける

筆者のメインカードは「リクルートプラスJCB」カードで、年会費2,000円がかかりますが、還元率は2%(100円=2P)で決済総額に対して付与されます。
JCBカードが使える場所なら何を買っても支払っても2%というのは大きいです。このカードをメインカードにして最悪の場合でも2%還元を得られています。
しかし、残念ながらこのカードの新規募集は終了していて新たにこのカードを作ることはできないので、今回のクレジットカード探しからは除外し、これに変わる「お得な」クレカを5枚紹介します。
おすすめカード① 三井住友VISAカード(最大20%還元)

今、何かと「良い」話題が多くおすすめ度ダントツなのは『三井住友カード』です。
以下が三井住友カードのおすすめポイントです。
- 所定の店舗での還元率が7%(スマホのタッチ決済時)
- 三井住友カード(家族カードではない)を持つ家族を登録すれば、家族の人数分のポイントが最大5%上乗せ
- オリーブアカウントを作ればさらに最大+8%
ベースが7%、家族ポイントで最大5%、三井住友系サービス(Olive)の利用で最大8%で、なんと20%もの還元率になるんです。仕組みを詳しくみてゆきましょう。
コンビニ・ファストフード・ファミレス・回転寿司で7%還元

- コンビニ(セブンイレブン、ローソン※1、ミニストップ、セイコーマート※2、ポプラ※3)
- ファストフード(マクドナルド、モスバーガー※4、すき家)
- ファミレス(サイゼリア、ガスト※5、ジョナサン、バーミヤン、ココス、しゃぶ葉)
- 寿司チェーン(はま寿司、かっぱ寿司)
- コーヒーショップ(ドトール、エクセルシオールカフェ) 他
※1:ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフ含む
※2:ダイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストア含む
※3:生活彩家含む
※4:モスバーガー&カフェ含む
※5:ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三含む
等々、所定の提携店舗で三井住友カードによるタッチ決済をすると、最大7%のポイント還元を受けられます(所定店以外の通常還元率は0.5%なのでその点は要注意です)。
カードをかざしてタッチ決済で5%、スマホに登録したカードでタッチ決済した場合には7%です。
タッチ決済で5%還元が始まった当初は、7/11、ローソン、ファミマ、マックの4店舗しかなかったのですが、その後現在のように提携店が増えてきました。当初はファミマも対処店でしたが途中で離脱したのは残念です。

スーパーとか家電量販とかがないじゃん!なんて思った方、そりゃあ無理ってもんです。この三井住友カードの最大20%還元は期間限定のキャンペーンではなく常設サービスです。購入額の大きなスーパーや家電量販店を対象にしたら大変なことになってしまうのは素人でも分かります。
購入単価の小さなコンビニやファストフード、ファミレス、回転ずしなどが対象なのは致し方のないところですが、逆に利用頻度の高い店が最大20%OFFだと考えることもできますよね。
これまでも徐々に対象店が増えてきているので、今後に期待したいところです。
家族を登録すると最大5%還元UP!
三井住友カードを保有する家族を登録することで、家族に人数(各1%)分の還元率が上乗せ(最大5%)になります。
2頭身の家族まで登録できるので、親子・兄弟までOKです。また配偶者は「0親等」なので、配偶者の親兄弟まで登録可能なので、最大5%を得るハードルは意外に低いと言えます。
Olive利用で最大8%還元UP!
三井住友銀行が新たに始めたサービス「Olive」のアカウントを作り、三井住友グループのサービスを利用することで、最大8%の還元上乗せが可能です。
- 三井住友銀行かVpassのアプリに毎月1回ログインすると+1%
- Oliveの「選べる特典」で+1%
- SBI証券で投資信託を月1回行うと翌月に+0.5%
- SBI証券で国内・米国の株式を月1回買うと翌月に+0.5%
- SBI証券でつみたてNISAが月末に30万円以上の場合に翌月に+1%
- 住宅ローン契約があると+1%
- SMBCモビット契約(借入)があると+1%
- 住友生命「Vitalityスマート for Vポイント」に加入しVitality健康プログラム実施で+2%
ただ、(2)の「選べる特典」は、あまりコンビニやファストフード店を利用しない人は、給与や年金の受け取り(200P)、利用特典(100P)を貰った方がお得なので、こちらも必ずしも…です。
また、(6)(7)の住宅ローンや消費者金融の借り入れまで網羅できる人は限られているので、最大6&還元アップまでは難しいかもしれませんが、他社で行っている投資信託の積み立てなどをSBI証券に移すことで、還元率を最大2%アップできます。

おすすめカード1位に三井住友カードを選びましたが、最大20%までの還元を受けられる店舗は限られています。まだスーパーやドラッグなどは対象になっていないので必ずしも万全のカードというわけではありませんが、やはり最大20%(あまりハードル高くなく10~14%程度は誰でもできる)は無視できない「お得」です。所定店舗7%と家族が自分含め5人いればそれだけで12%ですし、アプリログインと「選べる特典」で14%ですから^^
仮に15%還元だったとして、例えば「はま寿司」で3000円分のお寿司をたべたら450P返ってきます。ステーキガストで5800円のサーロインステーキ食べ放題を利用した場合870P返ってきます。450円はコンビニ弁当1個買えますし、870円はランチ1回分に相当するので侮れないのです。
既存会員の紹介で入会するとVポイントプレゼント
三井住友カードには、既存の三井住友VISAカード会員からの紹介で入会すると、最大10,000PのVポイントがプレゼントされる紹介制度があります。
貰えるポイント | |
三井住友カード プラチナ | 10,000ポイント |
三井住友カード プラチナプリファード | 10,000ポイント |
三井住友ビジネス ※ プラチナカード for Owners ※ | 10,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) | 2,000ポイント |
三井住友カード ゴールド | 2,000ポイント |
三井住友カード ※ ビジネスオーナーズ ゴールド | 2,000ポイント |
三井住友 ※ ビジネスゴールドカード for Owners | 2,000ポイント |
三井住友カード(NL) | 2,000ポイント |
三井住友カード(CL) | 2,000ポイント |
三井住友カード | 2,000ポイント |
三井住友カード ※ ビジネスオーナーズ | 2,000ポイント |
三井住友 ※ ビジネスカード for Owners | 2,000ポイント |
三井住友カード バーチャルカード | 2,000ポイント |
年会費無料の「NL(ナンバーレス)」や「CL(カードレス)」でも2000Pが貰えるお得な制度です。
2000Pか…と思うかもしれませんが、還元率1%のカードで2000P貯めようとすると200,000円の買い物をしないと貯まらないポイントなので、決して小さくない恩恵ですのでぜひ活用してください。

当ブログはクレジットカードの紹介アフィリエイトのブログではないので、上記は純然と既存会員である私からの紹介になりますので、安心してお申し込みできます(画像も自分が作りました)。
おすすめカード② VISA LINEPayカード+P(5%還元)

画像出典:smbc-card.com
「VISA LINEPayカード(+P)」は、LINEペイの「チャージ&ペイ」で利用することで5%還元が得られるカードで、こちらも三井住友カードが発行元です。
1位の三井住友カードのタッチ決済最大18%から離脱したファミマでもLINEペイは利用可能なので、ファミマでの買い物はもっぱらこのカードを利用して5%還元を得ています。
ファミマといえば「ファミペイ」がお得…と思いがちですが、所定の日にクレジットカードからチャージして…という技を使っても5%までは届きません。単純にLINEペイで決済するだけで5%還元を得られるのは大きいです。
5%還元で使用できる上限は10,000円しかありませんし、LINEペイ使用という制限付きなのでメインには据えられないカードですが、ファミマでの利用や、PayPayのQR読み取り式の店舗ではPayPayとして利用して5%還元を得られる(※)ので使い勝手のよいカードです。
※地方のPayPayしか使えないお店のほとんどはスマホでQRコードを読み取る方式ですが、QR読み取り式の多くでLINEペイでの支払いがかのうです。

ただしこのカードにも弱点はあって、5%ポイントの還元は月間最大で500Pまでです。5%還元での500Pは10,000円の購入額に相当します。つまりチャージ&ペイ利用で月間10,000円までしか使えないということです。それ以上は基本の0.5%還元となってしまいます。

このカードのおすすめの使い方は、もちろんLINE Payでの「チャージ&ペイ」ですが、実は店舗によってはPayPayとして支払いが可能です。店頭のQRコードをスマホで読み取るタイプの店舗の多くは、PayPayをLINE Payで支払い可能です(※)。その場合にも「チャージ&ペイ」での支払いとなるので5%還元になります。

こちらは「めんたいパーク」で実際にPayPayでLINE Pay支払いをした履歴です。4,230円の支払いに対して211P(5%)が還元されています。PayPay自体で支払うよりかなりお得になるので要チェックです。
※LINE Pay支払いできない店舗もあるので事前に確認してください。
おすすめカード③ セゾンパールAmexカード(2%還元)

セゾンカードが発行する「セゾンパール・アメリカンエクスプレスカード」は、通常還元は0.5%ですが、スマホ決済での「QUICPAY」支払いの場合のみ「2%還元」となります。
冒頭で紹介しているリクルートプラスカードがすでに新規申し込みができない現状、幅広い店舗で使える高還元カードとして魅力的です。
年会費が2年目から1,100円(初年度無料)かかりますが、年間1回の利用があれば免除となるので使い勝手は悪くないです。ただスマホにインストールして「Apple Pay」や「Google Pay」などスマホでQUICPAY利用するという点が難点と感じる方もいるかもしれません。

三井住友カードの提携店以外で、LINEペイカードの利用上限を超えた場合でも、QUICPAYが使える店舗であれば2%還元を得られるのは大きいです。スーパーやドラッグストアでも2%還元が得られるのは大きいですね。
こちらもアフィリエイトではなく既存会員の紹介です。
おすすめカード④ dカード(1%還元)

他のクレジットカードが悉く使えない場合に使うカードとして用意しておく「予備」的なカードは特に何でもいいのですが、自分は「dカード」にしています。
きっかけは、日ごろメインで使っているスマホ決済「auPay」の残高にクレジットカードからチャージの際に、「auPayカード」では残高チャージ分にポイント付与されなくなったことでした。
その際に調べたところ、auPayに残高チャージした分がポイント付与対象となるのは「dカード」と「PayPayカード」のみでしたが、前述のとおり、PayPayカードは保有していないので必然的に「dカード」がauPayの残高チャージ用のカードに決まった…というわけです。
また、auPay残高チャージ以外では
- 三井住友VISAカードの最大18%還元の対象外の店舗
- LINEペイも、QUICPAY(JCBカード)も使えない店舗
の条件が揃ってしまった際に還元率1%の「dカード」が登場する…というわけです。
還元率は1%とあまり旨味はありませんが、auPayチャージやPayPay決済でもポイントが得られるので、数ある1%還元カードの中から「dカード」を選んでいます。

他の方法がことごとく利用できない場合に最後の手段としてのカードを用意しておく必要があります。メインで使用するカードと異なる国際ブランド(メインがJCBならVISA/Masterを)で、最低限1%の還元率、スマホ決済にチャージ可能(チャージ分もポイント対象)といった条件をクリアするカードです。筆者の場合はそれが「dカード」というわけです。
クレジットカードの改悪 まとめ
PayPayカードや楽天カードのポイント付与ルールの変更(改悪)は、実は個々人ではさほど大きなポイント減少にはならないので「気にしない」という方が大半だと思います。「歓迎するわけではないが減少幅は小さいし使い慣れているから」とそのまま使い続ける方の方が、別カードに切り替える人より多いのだと思います。
でも、PayPayカードが他社カードを紐づけできなくなると発表した際に、SNSなどを中心に「改悪だ」「別のカードにしよう」という声が盛り上がった結果、数年の違いですが、実施時期を先送りする方針に転換した事例もあります。
楽天カードの今回の改悪も、全体の利用額がガクンと落ちるような「反応」を見せられれば、利用者は泣き寝入りばかりしていないぞ…と少しは利用者を舐めている企業側を慌てさせることができるかもしれないんですけどね…。
次から次へと改悪が続くクレカに一太刀浴びせたい…なんて思ったしだいです。
それでは今日はこの辺で。
※「お得なはなし」繋がりで、動画を見ると4000ポイント貰えて、PayPayなどのスマホ決済やデジタルギフトに交換できる…なんてお得な話しもあります。「お得」に興味があればご覧ください。