【Povo2.0】ギガ活だけでスマホ料金0円継続中!2度の利用停止予告が来ても無料運用を続ける方法

Povo2.0(au)
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Povo2.0を契約して14か月、毎月ギガ活だけで「スマホ料金0円」生活実践中です。料金は180日間に1度、最小トッピングを購入するのみで、その購入トッピングも実質無料です。

KAZ
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2022年1月末に契約したPovo2.0は、2023年1月で1年経過、現在は1年7か月目となりましたが、2022年8月と2023年4月に『長期間トッピング未購入による利用停止予告』が届いた際にトッピングを有料購入したのみで実質無料を継続中です。

Povoについては、契約当時の記事では「スマホ0円生活始まる」なんてタイトルをつけていましたが、最初の月は加入キャンペーンで貰った容量で無料で済むとは思っていましたが、次月以降は時々有料トッピングを購入しながら「ほぼ無料に近い料金の安さ」で利用可能です…的に紹介するつもりでした。

ところが実際に継続利用してみると、意外にも「ギガ活」で貰える容量だけで運用できてしまうので、意外にすんなり「スマホ0円運用」を実現することができてしまいました。

『わたしも自分も0円運用できるかしら?』なんて方のために、筆者の0円運用を紹介します。

「ギガ活」とは、指定の店舗での買い物・飲食などで利用金額に応じて、300MB/1GBなどのトッピングのコードが貰える仕組みです(詳細は後述)。

※本稿はアフィリエイト広告を導入しています

長期間トッピング未購入による利用停止とは?

「Povo2.0」は他の料金プランと仕組みが根本的に異なります。

通常の料金プランはいわゆる『固定課金制プラン』といって、月間に使用できるデータ通信容量と月額料金がセットで固定されています。例えば月間1GBで680円とか、月間3GBで1,078円等です。

固定課金制プランでは、料金は固定されていてデータ容量を使っても使わなくても(余らせても)料金請求額は変わりません。

固定課金制に対して、月間のデータ容量と料金が固定されておらず、ユーザーが実際に使用した容量ぶんの料金が請求される料金プランを『従量課金制プラン』といいます。従量課金制プランは月によって消費するデータ容量が大きく変動するような使い方に向いていて、使ったときは使った分だけ、使わなかったときは最低限の基本料金のみを支払う仕組みです。

Povo2.0は、このいずれの仕組みにも属さないまったく新しい課金制度を採用しています。

それが『基本料金無料』+『有料トッピング』です。

つまり、有料トッピングを購入して使用する高速データ容量を購入しない限り料金請求は発生しないという仕組みです。前述の「最大180日に1回は有料トッピングを購入しないと利用停止~解約」というルールがありますが、それ以外では、自らが有料トッピングを購入しない限り、料金は発生しないわけです。

『長期間トッピング未購入による利用停止予告』

『長期間トッピング未購入による利用停止予告』とは、180日の間、有料の利用履歴がない場合にKDDIから届く「利用停止警告メール」で、上の画像は実際に届いたメールのスクショです。

Povo2.0の規定には「※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。また別途所定の手数料等がかかる場合があります。」という一文があり、基本料金0円のまま永久に回線を保持することはできないことになっています。

自分の場合は、2022/8/10にこのメールを受け取りましたが、10日後の8/20から「利用停止」措置が取られ、それでも有料利用しない場合には1か月後の9/19以降に「契約解除」となると記されています。

利用停止も契約解除も「順次」となっているので、必ずしも期日に実行されるとは限りませんが、それを確かめる蛮勇は自分にはありません。メインで20年以上使っている電話番号ですので、数百円ごときで本当に解約されてしまうなんて残念すぎるので、最小コストの有料トッピングを購入しました。

メールを受け取ってから1週間後の8/17に「24時間使い放題」トッピングを1個購入して、利用停止~契約解除を回避しました。

KAZ
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ちなみに、Povo2.0は契約時の事務手数料やSIM発行手数料などの初期費用がかからないため、毎月の継続利用に有料トッピングをしない限りは出費はまったくありません。180日以内に1件の有料トッピングが必要なので、最小コストの「24時間使い放題」を購入した場合、180日間のランニングコストは330円で、月額換算で約55円だったことになります。

2023年4月2度目の『未購入による利用停止予告』

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2023年4月、2回目の「利用停止」および「解除」の予告が届きました。また180日間、有料トッピング未購入のまま、ギガ活だけで乗り切ってしまいました。

今回は、4月20日までに有料トッピングを購入しない場合には順次利用停止となり、さらに未購入のままだと、5月21日以降順次「契約解除」となるとの由です。

ギガ活で貰えるプロモコードも滞って未使用のものがいくつか残っている状態なので、さらにトッピング購入といわれても、正直「いらないんだけどなあ」という状況ですがルールはルール、ずっと無料で使わせて貰っているので文句言わずに有料トッピングを購入しようと思います。

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というわけで早速購入しました。購入したのは「1GB/390円」のトッピングです。

これでまた180日間無料で使うことができます。毎月「通信料金0円」生活を続けられます。

Povo2.0のプラン内容をおさらい

Povo2.0は、auが提供する格安プランで、基本料金がない(0円)かわりに、高速通信の容量も付属していません。

ちなみに、無料で利用できるのは128kbpsのデータ通信だけで、高速通信を使う場合は必ず何らかの料金が発生します。ただ低速な128kbpsとはいえ、メールやSNSの受信などは問題なくできますし、WiFi環境下で生活することが多い方は有料トッピングを利用せずとも、大した我慢や苦労なしに回線を無料で保有できてしまうのが、Povoの最大のメリットです。

高速通信をするには、トッピングと呼ばれるパッケージを購入するスタイルです。

種別トッピング料 金有効期限備考
データデータ使い放題330円24時間期間満了日の23:59まで
データデータ追加1GB390円7日間期間満了日の23:59まで
データデータ追加3GB990円30日間期間満了日の23:59まで
データデータ追加20GB2,700円30日間期間満了日の23:59まで
データデータ追加60GB6,490円90日間期間満了日の23:59まで
データデータ追加150GB12,980円180日間期間満了日の23:59まで
通話5分かけ放題550円1か月
通話かけ放題1,650円1か月
その他DAZON使い放題760円7日間期間満了日の23:59まで
その他smash.使い放題220円24時間期間満了日の23:59まで

現在のところ、この10種類のトッピングを自由に購入して、高速通信したり、かけ放題の通話をしたり、コンテンツを楽しむことができます。

※表内『24時間使い放題』の「期間満了日の23:59まで」は、最大ほぼ丸2日間になります。

例えば、日付が変わった直後の00時01分に『24時間使い放題』を購入・適用した場合、本来の期間満了は24時間後=翌日の0:00:59秒までとなりますが、「満了日の23:59まで有効」のルールが適用されるため、期間満了する日の23時59分まで使い放題が継続し、実質47時間58分59秒使えることになります。

Povo2.0の使い勝手について

無料=安かろう悪かろうのイメージがあるかもしれませんが、Povo2.0は大手通信キャリア「au」が提供するプランですので通信品質や速度にはまったく問題ありません

安い料金を実現するために、「店舗で扱わない」「端末販売しない」など色々なサービスを切り捨てていますが、基本的な通信サービスはキャリア品質だと考えてよいと思います。

こちらはPovo2.0の通信速度の計測結果です。

遅くとも30Mbps以上は出ていますので問題ありませんし、昼12時台に速度低下もありません。

高速回線に接続した際には、4Gでも100Mbps超の高速通信も可能です。

通話料金は通常通りの従量課金制

上手くやらないといけないのは「通話料金」です。

通話料に関しては他社プランと同様に通話した時間に応じて料金が請求される仕組みを採用しています。事件や事故の際に『有料トッピングを購入していないから緊急通報ができない』のでは困るので、通話に関しては通常通りの課金方式となっています。

通話関係の有料トッピングは「5分かけ放題」「かけ放題」が用意されていますが、通話料自体を割安にする仕組みは持っていませんので、通話料に関してはユーザ自身が工夫しなくてはなりません。

筆者は、「基本料無料・通話料8円/30秒」の「G-Call」を使って通話料を削減しています。「G-Call」はIP電話ではないので音質の劣化もなく非常に安定した通話が可能である一方、料金は、楽天モバイル(Rakuten-Link)の有料化、LINEのI電話「LINE out」のサービス終了に伴って数少ない割安な通話アプリとしておすすめです。詳細は以下の記事にてごらんください。

『ギガ活』とは?

「Povo2.0」のユーザーが利用できる「ギガ活」は、簡単に言ってしまうと買い物や施設利用に対するポイント還元のような仕組みです。

例えば…

対象店は一部抜粋
店舗購入額ギガ付与有効
ローソン500円300MB3日間
ヤマザキデイリー500円300MB3日間
オーケーストア2000円1GB7日間
ベイシア2000円1GB7日間
サンドラッグ500円300MB3日間
ダイコクドラッグ500円300MB3日間
ウエルシアグループ500円300MB3日間
クリエイト500円300MB3日間
AOKI7000円3GB30日間
CAINZ2000円1GB7日間
ドトール500円300MB3日間
エクセルシールカフェ500円300MB3日間
餃子の王将500円300MB3日間
すき家500円300MB3日間
パンの田島500円300MB3日間
はま寿司500円300MB3日間
日高屋500円300MB3日間
松家グループ500円300MB3日間
ほっかほっか亭500円300MB3日間
焼肉の和民2000円1GB7日間
First Kitchen500円300MB3日間
ウェンディーズ500円300MB3日間
モンテローザ2000円1GB7日間
白木屋2000円1GB7日間
笑笑2000円1GB7日間
鳥メロ2000円1GB7日間
ミライザカ2000円1GB7日間
魚民2000円1GB7日間
BIGECHO500円300MB3日間
アート引越センター20000円20GB30日間
オートバックス7000円3GB30日間

これらの誰もが知っているような対象店で買い物や飲食の会計を「au Pay」で決済すると、利用金額によって300MBや1GB、3GBなどの容量の「プロモコード」を貰えます。

プロモコードはPovoアプリ内の「プロモコードの利用」に入力すると、プロモコードに割り当てられたデータ容量が反映する仕組みです。

表では一部を抜粋していますが、コンビニやドラッグストア、居酒屋、ファストフードなど日ごろから使う機会の多い店舗で配布されているので、チョコチョコと貯まっていて有料トッピングを買わなくても運用しやすいです。

ずっと無料でいけなくても、有料トッピングの合間にプロモコードを使えば、有料トッピングの購入頻度が下がり、必然的に全体の通信料金も減らすことができます。

ギガ活で貰えるギガ(容量)は、自動反映ではなくプロモコードで付与されるため、利用可能期限内であれば、自分の好きなタイミングで利用できるのも「良いところ」です。また、Povoを使っている人にプロモコードを教えれば、ギガをプレゼントすることもできるので使い道はかなり自由度が高いです。利用可能期限はおよそ1.5か月ほどです。

2000円の買い物で貰える1GB(390円)は19.5%還元に相当

例えば、オーケーストアのギガ活では2000円の買い物で1GB/7日間のプロモコードが貰えます。1GB/7日間トッピングの料金は≪390円≫なので、購入額2,000円に対して19.5%の還元に相当します。

さらに、auPay自体の特典として決済額の0.5%が還元されるので、合計で20%還元を受けられることになります。

PayPayを筆頭に、スマホ決済が華々しく登場した当時は20%還元なんて当たり前でしたが、今では多くても10%、「当たる」キャンペーンが主流になってしまっている中で、もれなく20%還元ってなかなか凄い還元率だと思います。

筆者は現在、仕事用(2023年1月~)とプライベート用(2022年2月)で電話番号を分けるため、2回線のPovo2.0を契約していますが、前述の通り、180日間の有料トッピング未購入による利用停止予告の際に購入した以外、まったく料金支払いなしに「ギガ活」だけで通信環境を維持できています。

というのも、筆者宅では日々の買い物先はもともとオーケーストアでしていましたし、Pontaを集めている関係で元々オーケーストアでの支払いにauPayを使用することがデフォルトでした(ギガ活のために購入店や支払方法を変更したわけではないという意味)。

つまり…

毎週1回オーケーストアで2000円の買い物をして1GBプロモコードを貰った場合、月間では8000円の買い物に対して4GBぶん(390×4=1560円)のコードが得られ、本来購入するはずの3GB/990円を購入せずに済むので、差し引き2,550円(31.9%)(A)がお得になっているこにとなります。

さらにクレジットカードからのチャージ(1%)とauPay利用で0.5%の還元も月に4回発生するので、8000円×1.5%=120円ぶんが還元(B)されます。

A)(B)合算で、2,670円(8000円の33.4%)の『お得』を得られていることになります。

※実際のオーケーストアでの購入額は2000円を上回る場合があるので、還元率の計算はあくまで最大値です。

KAZ
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2000円の買い物で1GBのプロモコード(390円)が貰えるのは19.5%の還元に相当しますが、実はauPayは、残高チャージ(1%)auPay利用(0.5%)を含めると最大21%の高還元決済アプリとして利用できます。Povoユーザーのみの特典です。これをさらに深堀した記事があるので是非ご覧ください↓

「2000円で1GB」より「500円で300MB」の方が率がいい

たまたま普段買い物に利用するスーパーが「オーケー」だったという点で、筆者は運がよかったと思いますが、ギガ活の還元率に注目すると、実は、飲食店などでの500円買い物で貰える300MBの方が高効率なんです。

『うちの周辺には1GB貰えるスーパーなんてないし…』という方でも、飲食やドラッグストアの利用などが多い場合は、充分に『ギガ活のみでスマホ0円生活』が可能です。

筆者事例~プロモコードを使いきれない場合がある

こちらは実際に筆者のスマホに届いている「プロモコード」です。画像では未反映のコードが6件ストックされています。記載の有効期限内にPovoに反映して1GBずつ利用します。

メールの日付を見て貰うと、だいたい週に1回オーケーストアで買い物をしてプロモコードを貰っていることがわかります(=15日ごとの反映期限ごとに2つのプロモコードを貰っていることになります)。

コード入力期限は月末と毎月15日の2回(2週間に1回)ですが、状況によってはプロモコードを有効期限内に使いきれず、SNSや本ブログで貰ってもらうことがあります。

おともだち紹介プログラム

Povo2.0では「おともだち紹介プログラム」が提供されています。

既存の利用者の紹介で新たにPovo2.0を契約(新規/MNP転入)すると、紹介した人・紹介された人いずれにも特典が付与されます。

申込時、「キャンペーンコード/紹介コード」の欄に「KZUV68TM」を入力してください。「24時間使い放題」が1個貰えます。さらに契約後30日以内にトッピングを購入すると、トッピングに応じた「24時間使い放題」のプロモコードが貰えます。

※プロモコードで貰ったトッピングは、入力期限内であれば自分の好きなタイミングで利用できます。

Povo2.0でスマホ料金無料生活 まとめ

記事タイトルにある『ギガ活だけでスマホ料金無料』というのは、決してオーバーな表現ではなくて本当の話しです。

いやちょっと待って。180日に1度購入しなければならない有料トッピングがあるなら、完全に「無料」ではないでしょ?

と思われるかもしれませんが、前述の説明の中にクレジットカードによるauPay残高チャージで1%還元が得られる…という部分があったと思うのですが、事例の月間8000円の決済があった場合、8000円のチャージでクレジットカードの1%(80円/月)を貰っています。この1%の6か月分で480円となるので、180日に一度購入する330円や390円の有料トッピングの分もペイできるので、完全に無料と考えることができるのです。



国内唯一、毎月の基本料が存在しない(それでいてキャリア品質)「Povo2.0」は小容量派におすすめの格安通信サービスであることは言うまでもありませんが、日々の買い物の決済方法として『ギガ活+auPay』は最大33%以上の『お得』を生み出すことはあまり知られていません。

また、初期手数料やSIM発行手数料などの手数料が発生しない点も大きなメリットです(試しに使ってみる場合でも手数料出費なしに試すことができます)。

自分としては、こんなにお得で割安なSIMは他にない…と思っています。

それでは今日はこの辺で。


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この記事を書いたのは…
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当ブログ運営のKAZです。普段はモバイル関連、ガジェット関連のWEBライターをしています。スマホは「4s」以来ずっとiPhone。SIMは2014年の「Biglobe SIM」を皮切りに14社30プラン超の格安SIMを利用してきました。現在はPovo2.0で月額無料運用中です。「安くて速いSIM探しませんか?」をテーマにおすすめSIMやiPhoneの話題をお届けします。

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