今回は、モバイル活用事例として、バーガーキングのワッパーをモバイルオーダーでカスタマイズする方法を紹介します。
バーガーキングはワッパーのカスタマイズが可能で好みに合わせたバーガーを注文することができますが、慣れないうちはカウンターでの焦ってしまってうまく注文できない場合があります。そんな時にはモバイルオーダーを使えば急かされることなくゆっくり落ち着いて注文できます。
ぐいぐい店舗数を増やしているバーガーキングは、バーガーを自分好みにカスタマイズできる…が人気の1つですが、レジカウンターで後ろに列ができた状態で思い通りの注文をするのはなかなか難易度が高いですね。そこでバーガーキング初心者さんにおすすめなのがモバイルオーダーです。焦らずゆっくり落ち着いてカスタマイズ注文が可能で、しまも受け取り時も待ち時間なし…。ぜひ活用してみてください。
バーガーキングはAll Heavy等のカスタマイズが特徴
マックやモスなど、バーガーチェーンは色々ありますが、最近なにかと話題でTV番組にも取り上げられることが増えて、注目度がアップしているのが「バーガーキング」です。
バーガーキングの特徴は色々ありますが、グッと絞り込んで2つで言い表すとするとこんな感じです。
(1)大きくてボリューミーなバーガー(ワッパー)
(2)自分の好みにカスタマイズできる(オールヘビー等)
大きくてボリューミーなワッパー
ワッパー(wapper)は「とてつもなく大きいもの」という意味ですが、バーガーキングの大きなバーガー=ワッパーは直径12cmあります。一般的なバーガーのサイズが9cmなので、それより3cmも大きいことになります。
その直径12cmのバンズには、100%ビーフのパティに、レタス・オニオン・トマトなどの野菜がたっぷり挟まれていて、とてもボリューミーなバーガーになっています。
ビーフパティは他チェーンでは鉄板で焼くことが多い中、直火焼きにこだわっていてスモーキーな味わいが野菜やソースとあいまって、バーガーキングのワッパーの旨さを形成しています。
12cmもの大きなバーガーは食べられないわ…
そんな方のために、通常サイズ9cmの「ワッパーJr(ジュニア)」もあるので、12cmでは大きすぎる場合でも選択肢が用意されています。
ただ「バーガーキング好き」として言わせて貰えば、バーガーキングではぜひ「ワッパー」を味わってほしいです。
中の具材の量によるのかもしれませんが、満足感はワッパーが断然上です。ジューシー感というか、しずる感がまったく違うので、2人で半分こ(ハーフカット)でシェアしてでもぜひレギュラーサイズのワッパーを味わってみてほしいです。
ワッパーを自分仕様にカスタマイズする
バーガーキングのもう1つの特徴が「カスタマイズ」です。
- 有料で好きな具材を増量・追加できる(Add)
- 無料で野菜やソースを増量できる(Heavy)
- 無料で嫌いな野菜やソースを抜くことができる(No)
- シェアしやすく無料で半分にカットして貰える(Half Cut)
有料で好きな具材を増量・追加できる
有料で具材を購入してトッピングすることを「Add」といいます。例えば「ワッパーパティ」をもう1枚増量するには350円の追加、Jr用の小さいパティなら+190円です。
そのほかにも…
- アボカド+100円
- チーズソース+100円
- ベーコン2ピース+90円
- チェダーチーズ+50円
- トマト+50円
など、有料トッピングが豊富に用意されているので、例えばパティ3枚のトリプルワッパーのような通常メニューにはない自分オリジナルのバーガーを作ることも可能です。
無料で野菜やソースを増量できる
ワッパーの具材に使われている野菜(トマトを除く)やソースなどを増量することを「Heavy(ヘビー)」といいます。増量可能な野菜とソースは以下の通りです。
- レタス
- オニオン
- ピクルス
- ケチャップ
- マヨネーズ
です、トマトは価格が高いので無料増量に対象にはなっていません。
バーガーキングと言えば『All Heavy(オールヘビー)』という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、上記の野菜とソース類をすべて1.5倍にしてくれる「究極のHeavy」です。
オールヘビーが終了した?的なことが噂になることがありますがあり得ません。
というのも「カスタマイズ」はバーガーキングの創業ポリシーにも関わる重大事なので、そう簡単には終了しないと思います。その辺りの詳しいことは、アウトドアブログの方で記事化しているので興味があればご覧ください。
無料で嫌いな野菜やソースを抜くことができる
バーガーキングでは好きな野菜やソースを増量できる一方、逆に嫌いな野菜やソースを省くこともできます(Noといいます)。抜くことができる具材が面白いのですが…
- ワッパーパティ
- チェダーチーズ
- トマト
- レタス
- オニオン
- ピクルス
- ケチャップ
- マヨネーズ
です。パティを抜いちゃったらワッパーなのか?という疑問が残りますが、仕組みとしてはパティでも抜こうと思えば抜けるということです。もちろん、抜くのは無料ですが逆に抜いたからといって値下がりもしません。
無料で半分にカットして貰える
でき上ったワッパーをすっぱり半分にカットして貰うことが可能です(Half Cut・ハーフカット)。2人で2種類のワッパーを注文して、半分ずつ味わう際に利用すると便利なカスタマイズです。
また1人で2種類をハーフカットして。異なるバーガーを2段重ねにすればオリジナルワッパーを作ることも可能です。
通常通り、一旦バーガーペーパーで包んだものを半分カットして、さらにペーパーで包んでくれるので、持ち帰りの際でも肉汁やソース類がこぼれる心配はありませんし、食べる際にもカット面以外はペーパーに包まれているので、かえって食べやすいのです。
なので一人で食べる時でもハーフカットは有効なカスタマイズと言えます。
レジカウンターでカスタマイズ注文するのは難しい
これらの様々なカスタマイズをレジカウンターでテキパキと注文するのは慣れるまでは難しいかもしれません。
「あれを増量、これを抜いて、これとこれを有料トッピングして、ハーフカットでお願いします」なんて、後ろに順番待ちができている状態でオーダーするのはかなりハードルが高いです。
その上で、ドリンクは何にするか(氷なしも可能)、塩なしポテトまでオーダーしたら、かなり難易度は高いといえます。
そこでおすすめなのがモバイルオーダーです。
モバイルオーダーならカスタマイズ注文しやすい
他のチェーンでのモバイルオーダーのメリットは、待ち時間なしに受け取れるとか、ポイントが貰える等がメリットですが、バーガーキングに関しては「難しいカスタマイズをゆっくり落ち着いてオーダーできる」という点もメリットです。
もちろんお得なクーポンも使えます(クーポン画面からそのままオーダーへ移行できます)。
モバイルオーダーによるカスタマイズ注文方法
こちらはバーガーキング公式が案内している「モバイルオーダー」のメリットですが、(3)にしっかりと『自分のペースでメニューを選べる』とあります。
慣れてくればレジカウンターでスタッフに注文する際に「有料トッピング」や「ヘビーorノー」または「オールヘビー」、「ハーフカット」「ケチャップください」「ドリンク氷なしで」などをスラスラ伝えられるようになりますが、初心者さんほどモバイルオーダーでゆっくり注文するとよいと思います。
手順① メニューまたはクーポンを選ぶ
バーガーキング公式アプリの最下段中央の「メニュー」をタップし、「モバイルオーダー」を選択します。
オーダーする店舗を選びます。画面には前回利用店舗が表示されますが、他の店舗に変更する場合は「店舗の変更」を選択、そのままでよければ「はい」を選択します。
※注:店舗を間違えると受け取りに行ってもオーダーが入っていないので受け取れませんので要注意です。
メニューまたはクーポンから購入したい商品(単品orセット)を選びます。今回はワッパーチーズ(M)セットのクーポンをチョイスしました(通常価格の280円=28%OFF)。
手順② 注文内容を確認する
商品を選んでカートに入れたら「カートを確認する」をタップします。
注文内容の確認画面です。「持ち帰りor店内飲食」や「注文内容」を確認します。ポテトなとのサイドオーダーやドリンクを変更できます。有料でラージサイズも指定できます。
手順③ ADD/HEAVY/NOなどのカスタマイズを指定する
具材の有料トッピングや、野菜やソースの増減は「材料変更」から行います。ADD(有料追加)・ノー(No)・ヘビー(Heavy)とハーフカットは1つのページの中で変更を行います。
ページ上から「ハーフカット」「有料追加(ADD)」です(有料追加は無料ではないので要注意)。
2番目には「材料抜き(No)」が選択肢があります。きらいな野菜やソースを抜いて自分好みにカスタマイズできます。ただし具材を抜いても金額は減りません。
最後に「増量(Heavy)」です。好きな野菜やソースを個別に増量することができます。また、すべての野菜やソースを1.5倍に増量する「オールヘビー(All Heavy)」もこちらで指定します。
ちなみに、オールヘビーと「No(抜き)」は同時に指定できません。当然ですが同じ具材の増減は同時に指定できません。
指定したカスタマイズに応じた追加金額が表示されるので、OKであれば「確認」をタップします。
手順④ 注文完了
確認画面に戻って、材料変更や「サイド」「ドリンク」がカスタマイズ注文の内容と合っているか確認します。
正規のセットの場合はサイドオーダーの内容もカスタマイズ可能ですが、クーポン利用の場合はサイドオーダーは変更できず、ドリンクも無料のMサイズの中で変更が可能となります。
通常セットでは可能な「サイド」(ポテト類)のカスタマイズが、クーポン利用ではできない影響で、モバイルオーダーでのクーポン利用時にはポテトの「塩なし」が指定できません。「クーポンだから塩なしはできない」のはおかしいので、改善を望みたいところです(店頭注文機の場合はクーポン利用でも「塩なし」が選べます)。
最後に支払金額を確認して「ご注文手続きへ」をタップして注文完了です。
モバイルオーダーでは「塩なしポテト」を注文できない!
店頭の注文端末では、ポテトのカスタマイズとして「塩なし」が指定できますが、現時点でモバイルオーダーには「塩なしポテト」を注文する項目がありません 仕様が変更になりモバイルオーダーでもポテトの「塩なし」を指定できるようになりました。
自分はバーガーキングではポテト用にケチャップを無料で貰うことができるので、自分的には塩なしにしてケチャップつけて食べるのが好きです。
ただし、タイミングによっては塩なし用に別途ポテトを揚げるための時間が必要なため、通常の塩ありよりも時間がかかる場合がありますが、そこは致し方ないところです。
小さなことですが、これでますますバーガーキングのアプリの使い勝手が向上しました。
モバイルオーダーではケチャップは注文できない
ポテトにケチャップは定番ですが、モバイルオーダー(セルフレジも同様)ではケチャップはオーダーできません。なぜなら、ケチャップは無料サービスであって商品のカスタマイズやオーダーではないから。
ケチャップはカウンターでスタッフにお願いしてサービスを受けてください。その際、あまり酷い態度はしないように。あくまで無料サービスであって店舗の「厚意」であることを忘れずに…。
セルフレジでも注文可能
最近は、首都圏の店舗を中心に有人レジでオーダーするより、カウンター上や客席に設置された端末からセルフオーダーするケースが増えています。
操作方法や注文の方法はほぼほぼモバイルオーダーに近く、モバイルオーダーに慣れていれば、セルフレジでも迷うことはないはずです。
1点、違いがあるとすれば「クーポン」の反映方法です。モバイルオーダーの場合は最初からクーポン利用として注文を開始しますが、セルフレジの場合はスマホアプリのクーポンのQRコードをセルフレジ端末に読み込ませる必要があります。
特に難しいことではないので、1回、「あ、ここか」と分かれば次からは全く問題ありません。
モバイルオーダー利用時の注意点~受け取る方法
モバイルオーダー利用時には以下のようなルールに要注意です。
- 決済完了後すぐに商品の調理を始めます。店頭混雑状況により、提供時間が遅れる場合がございます。
- 商品お受け取り時間を指定することはできません。
- ご注文完了後のキャンセルは基本的にお受けできません。
- 商品のお受取りがない場合には、商品を破棄させていただく場合がございます。
モバイルでの決済完了後すぐに調理を開始し、受け取り時間の指定はできない点は注意が必要です。あまり早くに注文してしまうと冷めてしまいますし、あまり時間が空くと廃棄となってしまう可能性があります。
ただ余程混雑している場合を除き、モバイルオーダーして数分後には提供可能となるので受け取りに店頭へ行くとでき上っていることがほとんどです。
また、万が一受け取りにいけなくなった場合(または店舗を間違えて受け取りに行った場合)でもキャンセルにはならず、決済された代金は戻りませんので念のため注意してください。
筆者はクルマで向かう途中(かなり店舗に近づいてから)か、なんなら店舗内の席に着いてからモバイルオーダーで注文することがあります。その方が、他の利用者の「はやく」の視線を浴びながら焦って注文するより、ゆっくり迷いながら注文できるので気に入っています。
モバイルオーダーでバーガーキングをカスタマイズ注文まとめ
いかがでしょう。
バーガーキングに限らず、長い行列ができている先頭で自分のオーダーに時間がかかるのは相当のプレッシャーになりますが、モバイルオーダーなら焦らずゆっくり落ち着いて注文が可能です。
バーガーキングのすべてのカスタマイズ(ケチャップもらう&塩なしポテト以外)はモバイルオーダーで可能なので、初心者さんはもちろん、のんびり注文したい方におすすめです。
それでは今日はこの辺で。