iPhone 15の各社分割支払い額を比較!どこが最安?iPhone 14とスペック比較どちらがおすすめ?

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iPhone 15シリーズが発売されました。現在使用中のスマホはiPhone 12 Pro Maxで購入から3年近くになるのでそろそろ買い替えても良いころ合いなので、iPhone15シリーズの購入額を比較してみました。

KAZ
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iPhone 12を購入する際にはじめて大画面モデル「Pro Max」を選びました。この3年弱、6.7インチ画面と付き合ってきて、少々重たいのは難点ですが、画面は見やすいしゲームや動画など小さい画面のモデルよりもかなり楽しめたので、今回買い替えるならやはり6.7インチの機種が欲しいというのが唯一の決めごとです。

そんなわけで気になる各社のiPhone15の購入額ですが、一括購入と分割払い、下取りの有無などの条件も加味して、最安で購入できるのはどこのキャリアなのか、あるいはApple Storeなのか検証してみたいと思います。

※本稿は広告リンクを掲載しています

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今回の買換え候補はiPhone15PlusとiPhone14Plus

画像出典:apple.com

今回の検討対象機種を「iPhone15Plus」と「iPhone14Plus」に絞り込みました。これには自分なりに明確な理由があります。

  • 6.7インチのディスプレイを使いたい(現行端末と同サイズ)
    まず6.7インチの大画面モデルが大前提です
  • ストレージは128GBで充分
    自分は写真を端末保存しないのでストレージは最小で大丈夫(※)
    15Proには128GBモデルはなくなった

    ※筆者はAmazon Prime会員なので写真はすべて「Amazon Photo」(クラウド)に保存するのでiPhoneのストレージは最小で充分間に合うのです。
  • 15ProMaxは高すぎる
    15ProMaxは最小でも189,800円から
    筆者のでは感覚では15~17万円超えたらもはやスマホではないです^^;
  • 14ProMaxが正規ラインナップから落ちた
    Apple Storeラインナップから落ちたため6.7インチの14はPlusしかなくなった

購入場所はApple Storeを考えています。

歴代iPhoneをApple Storeで購入しているので、今回も通信キャリアなどでは購入せずApple Storeで購入しようと思います。価格的にもApple Storeが最も安い(というかAppleStoreの価格がデフォルト)ので、あえて通信キャリアで購入する意味を見いだせない…という理由です。

Apple Storeとキャリア各社の販売価格を比較

iPhone 15Apple
Store
docomoauSoftbank楽天
モバイル
128GB124,800149,490145,640145,440140,800
256GB139,800172,040166,780166,320161,800
512GB169,800212,300209,930206,640199,800
iPhone 15 Plus
128GB139,800168,740163,490163,440156,800
256GB154,800190,080184,850184,320178,800
512GB184,800230,890225,360224,640218,900
iPhone 15 Pro
128GB159,800192,060185,860185,760179,800
256GB174,800218,790211,930211,680205,800
512GB204,800255,090248,560248,400240,900
1TB234,800291,830285,420285,120276,800
iPhone 15
Pro Max
256GB189,800236,940230,360229,680224,800
512GB219,800273,680267,100266,400260,800
1TB249,800305,910303,850293,040288,800
単位は「円」

ずいぶん高くなりましたね。10万円未満の機種がないのはもとより、20万円超が4機種もあります。なんだか「もはやスマホじゃない」って感じです。

こうして一覧表にして比べてみると、通信キャリアの価格がいかに割高かがよくわかります。この価格を基準に様々な割引が付加されたとしても、元の値段が高いので「損した」感じが残るので、自分は、もし購入するのであればやっぱりApple Storeで…と思います。

iPhone15・iPhone14のスペックを比較する

iPhone 15 PlusiPhone 14 PlusiPhone 12 ProMax
機体色5カラー6カラー4カラー
ディスプレイ6.7インチOLED
Dynamic Island
最大輝度1000ニト
ピーク輝度1600ニト
ピーク輝度(屋外)2000ニト
6.7インチOLED
最大輝度800ニト
ピーク輝度1200ニト
6.7インチOLED
最大輝度800ニト
ピーク輝度1200ニト
チップA16BionicA15BionicA14Bionic
CPU6コア6コア6コア
GPU5コア5コア4コア
カメラ48MPメイン/超広角
超高解像度の写真
Photonic Engine
スマートHDR5
12MPメイン/超広角
Photonic Engine
スマートHDR4
12MPメイン/超広角/望遠
スマートHDR3
ナイトモードのポートレート
Apple ProRAW
光学ズーム0.5x/1x/2x0.5x/1x0.5x/1x/2.5x
緊急時緊急SOS
衝突検知
緊急SOS
衝突検知
緊急SOS
ストレージ128GB
256GB
512GB
128GB
256GB
512GB
128GB
256GB
512GB
耐水防塵IP68IP68IP68
コネクタUSB-C(USB2)Lightning(USB2)Lightning(USB2)
サイズ160.9×77.8×7.8mm16.8×78.1×7.8mm160.8×78.7×7.4mm
重量201g203g226g

iPhone15とiPhone14、さらに手持ちのiPhone12ProMaxのスペックを比較してみました。

赤太文字は他機種にないスペックや、進化したスペックを表しますが、iPhone 12Proからの進化は当然としても、やはり最新モデルのiPhone 15に赤太文字が多くなっています。

このスペック表のうち、自分的注目ポイントは以下の6点です。

注目スペック
  1. A16Bionicチップ
  2. Dynamic Island
  3. 48MPメインレンズ
  4. 光学ズーム2倍
  5. デュアルeSIM
  6. 重量201g
  7. USB-Cコネクタ

A16Bionicチップ

現行iPhone 12 Pro MaxのチップはA14Bionicなので、iPhone 15 Plusにした場合には2世代ジャンプアップになります。スマホの性能を司るチップの2世代進化の違いは大きいはずです。

iPhone 12
Pro Max
iPhone 13iPhone 14
Plus
iPhone 15
Plus
CPU272166297836317276
GPU327440392150435955
MEM156930190817196840
UX365267375247380244
総合112180312560491330312

こちらは「Antutu」によるベンチマークスコアの比較ですが、iPhone 12 Pro Maxはシリーズの上位モデルでベースモデルよりも高スペックなのですが、iPhone13・iPhone14Plusのベースモデルのスコアを下回っています。

これは、たとえ上位モデルであっても次世代モデルのベーシックモデルには敵わない…ということであり、まだ未発売のiPhone 15シリーズのスコアはありませんが、確実に12ProMaxを大きく凌駕することはまちがいありません。

ちなみに項目の意味は以下です。

CPU:全般的な処理
GPU:グラフィック処理
UX:操作性能
MEM:RAMとROMの読み書き

スコアは大きい方がより高性能であることを表します。

Dynamic Island(ダイナミックアイランド)

Dynamic Islandは、従来のノッチと同じように見えますがもっと多彩な機能を持っていて、iPhoneの操作や情報取得が簡単に便利になる機能です。実際の使い方はAppleサポートの動画をどうぞ。

Dynamic Islandがないとどうこうなるような重要機能ではありませんが、UIに優れるiPhoneがまた一つ使いやすくなるのではないかと期待できそうです。

48メガピクセルカメラ

ずっと最大12MPだったメインカメラがついに48MPにグレードアップされました。

画素とは

デジタルカメラはイメージセンサー当てた光の「色」や「強弱」を電気信号に変換して画像として記録しますが、その記録された画像を拡大すると点で構成されていてこの点を「画素(ピクセル)」といいます。画素が多ければ滑らかで細密な画像になるので、画素数が多くなることは呼応画質の大きな要素になります。厳密に言うと違うのかもしれませんが、自分的には分かりやすい理解です。

※ただし「高画質」の要素は「画素数」だけではなく、イメージセンサーの大きさなども影響するので、大きなイメージセンサーを採用するデジカメと画素数で比較しても無意味です。あくまでレンズやイメージセンサーの大きさが似通っているiPhoneどうしの進化としての比較です。

12Pro Maxにはあった「ナイトモードのポートレート」については、この約3年間で数えるほどしか使用していないので特になくても問題ないと思われます。

デュアルeSIM

iPhone 12 Pro MaxはデュアルSIM対応ですが、デュアルeSIMではありません。つまり、2系統のSIMのうち、必ず片方の1枚は物理SIM(SIMカード)にする必要があり少々面倒です。

差し替えれば簡単に他端末でも使用できるSIMカードは、サブ機やiPadなど必要に応じてフレキシブルに端末を使い分けられますが、eSIMはその都度「再発行」が必要なのでそうした使途には向きません。また、

クィック転送はじまる

大手キャリア4社では「クイック転送」サービスが利用可能になっています。eSIMやSIMカードの情報を他端末(iPhone)に移設できる仕組みで、これを使えば端末を替えるごとにeSIM再発行をする必要がなくなります。まだ筆者未体験なので詳細はまた別途レポートしますが、再発行は不要になるものの、やはりSIMを差換えるだけで…というほどは簡単ではないようです。

光学ズーム2倍

今回の買換えの選択肢としてiPhone 15 Plusを筆頭にしている理由がこれです。

カメラ撮影をする際に被写体をクローズアップするズーム機能は便利ですが、実は同じズーム機能でも「光学ズーム」と「デジタルズーム」はその仕組みや画質が異なります。

そもそもiPhoneのカメラレンズは固定されているのでズームすることはできません。ただ、画角の異なる複数のレンズを搭載しているモデルは画角の違いを利用してズーム機能を持たせています。このズームの仕組みを「光学ズーム」といい、画質の劣化は最小限です。

一方「デジタルズーム」は全然ズームではなく、単に撮影した写真の一部を拡大して表示・記録しているに過ぎません。写真を拡大すれば当然画質は荒れてしまうので、同じズームと呼んではいても実はまったく別物なのです。

で、今回のiPhone 15には、iPhone 14にはなかった「光学ズーム2倍」機能が搭載されたので、画質の劣化をきにせずに2倍のズーム写真を撮影できる点に注目した次第です。「光学ズーム2倍がついたならPlusでいいかな」って感じです。

重量201g

現行iPhone 12 Pro Maxは3年弱にして未だお気に入りなんですが、唯一の難点が重さ。重いんです。

iPhoneの重さのせいで肩こりが悪化しているのでは?と思うほどズッシリ重量級なので、Plusに切り替えることで少しでも軽量化するのはウエルカムです。

iPhone 12 Pro Maxから25gも軽量化されるのも、自分的には買い替えの大きな要因になります。

USB-Cコネクタ

この項目のみネガ要素です。

次期iPhoneにはUSB-Cコネクタが採用される聞いた当初は「これで充電が早くなる」とプラス要因と捉えていましたが、いざ発売されてみると、iPhone 15 Pro/Pro Maxは「USB3準拠USB-C」ですが、iPhone15/15Plusは、同じUSB-Cでも従来機同様のUSB2にしか準拠していませんでした。

これなら別にLightningコネクタのままでも良かった…というのが正直な気持ちです。

iPhone 15 Plusの各社分割購入時の支払額比較

画像出典:apple.com

Apple Storeでも分割支払いが可能となり、各社で現端末を下取りして毎月の支払いを抑えてiPhoneを購入可能となっています。

本表は「iPhone 15 Plus 128GB」を分割購入する場合のシミュレーションです。

AppleドコモauSoftbank楽天
端末価格139,800円168,740円163,490円163,440円156,800円
支払回数36回48回48回48回48回
初回2,244円3,720円3,048円3,500円3,266円
月額2,244円3,720円3,031円3,500円3,266円
下取り額59,000円
下取りP54,000P44,000P51,600P51,700P
その他付与11,000円14,000P
総支払額80,800円85,580円69,730円84,000円91,100円
24回目53,856円83,160円82,760円84,000円78,384円
免除額26,928円83,160円82,760円76,000円78,384円
特徴無金利
下取りの「P」はポイント

やはりApple Storeが最も割安で、毎月の負担も最小で購入することができます。

Apple Storeは、下取り額が大きいのと、3年支払えば端末は返却義務がなく自分のものになる点もメリットと言えます。他社は48回なので、買い替えタイミングを考えるとApple Storeの3年完済が最も効率がよいように思います。

このシミュレーションでは、Apple Storeが唯一月額2,000円台に収まっています。これはApple Storeは下取り価格を支払額から直接差し引くためで、キャリア各社はすべて自社ポイントによる還元なので、支払額は大きくなってしまいます(付与ポイントとの差し引きで「実質価格」の考え方)。

キャリアでは前回は楽天モバイルがダントツに割安だった記憶がありますが、今回はauが頑張っています。しかしキャリア各社は「売り」である24回目以降免除を活かせば端末は自分のものにならず、次回は下取りなしでの購入になってしまいます。

Appleは、24回で残債免除を受けると端末は回収されてしまいますが、36回完済の場合は端末は自分のものになり、その時点の評価で下取りも可能です。この点は地味ですが大きな違いかと…。

iPhone14Plus見積もり

iPhone14PlusもApple Storeでシミュレーションしてみましたが、旧機種では無金利36回払いは使えず24回になってしまうため、月額2,741円になってしまいます。機能的にはさほど大きな差はありませんが、月額支払が500円ほど多いのでそれならiPhone 15でいいのかな…と思います。おそらく3年後の下取り額も違ってくるはずですし。

iPhone 15購入検討シミュレーションまとめ

現iPhone 12 Pro Maxは、よくできたスマホですし使い勝手も良好で、バッテリーの劣化も少なく現状で容量90%以上を維持していています。なので、実はあまり喫緊に買い替える必要はないので悩みどころではあるんですが、買い替えようと思う決定打は「下取り価格」です。

現状、Apple Storeで59,000円の値がついていますが、もう1年使い続けた場合には同額は無理です。そうなると、iPhone 16を購入する際の負担額が大きくなり買いにくくなるので、このタイミングで買い替えるのがベストではないか…と思う次第です。

ただ、今年はクルマにお金をかけたので、正直、お小遣いが厳しいんです^^;

そろそろ結論しなければなりませんが、どうしますかね。

それでは今日はこの辺で。

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kazz

当ブログ運営のKAZZです。日ごろは喜田宗彦の筆名でWEBライターをしています。

ライター歴は10年超で専業ライターになって今年で7年目になります。執筆ジャンルは、主にモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連、モバイルのお得情報とアウトドア、キャンピングカー関連記事で、記事は実体験を中心に、ライターとしての経験や取材で得た知見等を活かした内容を心がけています。

使用スマホは「4s」以来ずっとiPhoneです。SIMは2014年の「Biglobe SIM」を皮切りに15社30プラン超の格安SIMを利用してきました。現在はPovo2.0で月額無料運用中です。「安くて速いSIM探しませんか?」をテーマにおすすめSIMやiPhoneの話題、モバイル関連のお得情報などをお届けします。

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