iPhone 16、出ましたね。
iPhone 16に買い替えるか否か、悩んでいる方もいるかもしれませんね。自分的には買い替えてもいいのかな、いや若干積極的に買い換えたいと思っています。
今回は、自分がiPhone 16に買い替えようと思う理由をまとめてみようと思います。
筆者はiPhone 4sからずっとiPhoneを使っています。4s→5s→6s→7→Xsと買い換えてきて、今は2020年に購入したiPhone 12 Pro Maxを使っています。昨年のiPhone 15でも購入してから3年目になることもあって買い替えを検討したのですが、買い替えの決定的なメリットが見いだせず見送った経緯があります。しかし今回のiPhone 16は買い替えてもいいかなと思わせるものがあると思っています。
iPhone 16のスペックをiPhone 15と比較!
最初に結論を言ってしまうと、今回の新モデルへの買換えは「iPhone 16 Plus」が自分的なベストチョイスではないか…と思っています。
「なぜiPhone 16 Plusなのか」を踏まえた上でスペック比較をしてみようと思います。
サイズや重量、ディスプレイの大きさを比較
まずはサイズや重量をiPhone 15シリーズと比べてみます。
モデル | サイズ | 重量 | ディスプレイ |
iPhone 15 | 147.6×71.6×7.8mm | 171g | 6.1インチ |
iPhone 16 | 147.6×71.6×7.8mm | 170g | 6.1インチ |
iPhone 15 Plus | 160.9×77.8×7.8mm | 201g | 6.7インチ |
iPhone 16 Plus | 160.9×77.8×7.8mm | 199g | 6.7インチ |
iPhone 15 Pro | 146.6×70.6×8.25mm | 187g | 6.1インチ |
iPhone 16 Pro | 149.6×71.5×8.25mm | 199g | 6.3インチ |
iPhone 15 Pro Max | 159.9×76.7×8.25mm | 221g | 6.7インチ |
iPhone 16 Pro Max | 163.0×77.6×8.25mm | 227g | 6.9インチ |
iPhone16/16 Plusのベースモデルはサイズ・重量ともiPhone15/15Plusから大きな変化はありません。画面サイズも同じです。iPhone Proは画面が拡大されてサイズや重量も若干増加しています。
これまでiPhone 12 Pro Maxを使ってきて、サイズ感やディスプレイの大きさなどは満足しているのですが、なにせ重いんですよね。寝る前にベッドでいじっていて顔に落下して痛い思いをしたことが何回もあり、今回は大きな画面で少しでも重量の軽いiPhone 16 Plusがいいんじゃないか…と思っています。
CPUを比較~2世代進化のベースモデルにお得感
CPU | |
iPhone 15 | A16 Bionic |
iPhone 16 | A18 |
iPhone 15 Plus | A16 Bionic |
iPhone 16 Plus | A18 |
iPhone 15 Pro | A17 Pro |
iPhone 16 Pro | A18 Pro |
iPhone 15 Pro Max | A17 Pro |
iPhone 16 Pro Max | A18 Pro |
次にiPhoneの頭脳というべきCPUを比較してみます。
Proシリーズは、A17Pro→A18Proへ正常進化ですが、ベースモデルの方は、A16Bionic→A18へと一気に2世代進化しています。
これはiPhone 16が歌う『「Apple Intelligence」のために設計』という点をベースモデルでもクリアするためにA18への進化が必要だったということじゃないかと思います。
RAMは全モデル8GB搭載へ
iPhone 12 | 4GB | iPhone 12 Pro | 6GB |
iPhone 13 | 4GB | iPhone 13 Pro | 6GB |
iPhone 14 | 6GB | iPhone 14 Pro | 6GB |
iPhone 15 | 6GB | iPhone 15 Pro | 8GB |
iPhone 16 | 8GB | iPhone 16 Pro | 8GB |
AppleはiPhoneのRAM(ランダムアクセスメモリー)の数値を公開していないのであくまで未確認kン情報ではありますが、iPhone 16シリーズでは全モデルでRAM:8GBになったとされています。
自分が使用している「12Pro Max」からでは、ベースモデルへの買い替えであっても6GB→8GBになり、この点でもiPhone 16 Plusへの買換えに「お得感」を感じます。
カメラ性能を比較~レンズが明るくなった
カメラ | カメラ | ||
iPhone 15 | 広角:48MP | iPhone 16 | 広角:48MP |
iPhone 15 Plus | 超広角:12MP | iPhone 16 Plus | 超広角:12MP |
F値:1.6/2.4 | F値:1.6/2.2 | ||
iPhone 15 Pro | 広角:48MP | iPhone 16 Pro | 広角:48MP |
iPhone 15 Pro Max | 超広角:12MP | iPhone 16 Pro Max | 超広角:48MP |
望遠:12MP(3倍/5倍) | 望遠:12MP(5倍) | ||
F値:1.78/2.2/2.8 | F値:1.78/2.2/2.8 | ||
+LiDAR | +LiDAR |
カメラ性能はどうでしょうか。
ベースモデルでは超広角レンズのF値が2.4→2.2へと若干明るくなりました。
また、ベースモデルのカメラが2眼であることは変わりませんが、正方形の土台の対角線上配置されていたiPhone15に対して、iPhone16ではレンズが垂直縦配置になったことで「空間写真」や「空間ビデオ」の撮影が可能になりました。
さらに、「マクロ撮影」や「ドルビービジョン動画撮影」が可能になっているのも小さくない変更点と言えます。自分は庭で薔薇を育てているので花が咲いた際にクローズアップ写真はよく撮るので、ありがたい機能追加です。
Proモデルでは超広角レンズが48MPへ、望遠レンズがProモデルでも5倍になるなど進化が大きい印象です。写真や動画撮影にこだわるのであれば、Proモデルの方がより進化を感じられるのではないかと思います。
Apple Intelligence日本版は2025年リリース予定
実は今回のiPhone16シリーズの最大の目玉というか、Apple曰く「そのために設計した」という『Apple Intelligence』はまだ利用できません。米本国でも年内、日本版は2025年以降リリースの予定です。
ただ、iPhone15はソフトウエアのアップデートで対応可能なようですが、それ以前のモデルでは利用できないようなので、iPhone14依然のモデルのオーナーが「Apple Intelligence」を利用したいと思えば、今回、少なくともiPhone15以降に買い替える必要はあります。
でもどうせ買い替えるなら、iPhone15シリーズが1万2000円ほど値下げになったとはいえ、性能・機能で大きな進化を見せたiPhone16への買い替えが「ベストチョイス」ではないかと考えます。
価格はiPhone15発売時と同価、大きな進化も値上げなし
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
iPhone 16 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | – |
iPhone 16 Plus | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | – |
iPhone 16 Pro | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 237,800円 |
iPhone 16 Pro Max | – | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
ここで気になる価格をチェックしてみると、実はiPhone16シリーズの価格はベースモデルもProモデルも、iPhone 15シリーズが発売された際の価格とまったく同じです。つまり、iPhone 16シリーズは1円も値上げされていないということになります。
ここまで見てきた「進化」に比べてiPhone15から値上げなしというのは魅力的ですし、特にベースモデルでは、CPUが2世代進化したのに同価格というのは「お得感」があります。さらにiPhone16に買い替えておけば、来年には「Apple Intelligence」が使えるというのも楽しみです。
iPhone 16に新たに加わった機能をチェック
iPhone16は性能のスペックアップだけでなく、新たに加わった機能が色々あって、どれも普段の利用で役に立ちそうなものばかりです。
Apple Intelligence
「Apple Intelligence」はApple自身が「(iPhone16は)Apple Intelligenceのために設計した」と言っている、まさにiPhone16シリーズの目玉新機能と言えるものです。
・作文…メール文章の作成や校正、要約、書き直しなど
・画像作成…テキストからオリジナルイラストや絵文字を生成する
・通知…長い通知を要約したり、重要な通知を優先的に表示する
・Siri…より自然で文脈にあった応答が可能となる
といった機能が、Appleの公式WEBやガジェットの紹介サイトなどでは「Apple Intelligence」がどのように利用・活用できるのかが紹介されていますが、実際の利用はまだまだ先のことで実感がないのも事実です。
ただ個人的にはアシスタントというか、秘書のようなAIを使ってみたいという願望があるので「Apple Intelligence」への期待は小さくありません。
カメラコントロール
iPhone16のもう1つの大きな機能追加に「カメラコントロール」があります。
「カメラコントロール」は、まさに読んで字のごとくカメラをコントロールできるボタンで、以下のような機能を持っています。
・カメラアプリ起動
・シャッター(撮影)
・動画撮影(長押し)
・カメラをコントロールするメニュー呼び出し(軽く押す)
・ボタンの上で指をズラすことでコントロールの度合いを調整
カメラコントロールボタンには、感圧スイッチと感圧センサー、静電容量式センサーが組み込まれているので、デジカメの半押しのようなアクションや、ボタン上での指のスライド等も認識して割り当てられた機能を呼び出して実行することが可能です。
これまではカメラアプリなどを画面上のタップで操作していましたが、カメラコントロールなら被写体を捉えたまま「カメラコントロールボタン」を1フィンガーで操作して様々なカメラの機能を使い分けられるようです。ますますiPhoneの「カメラ」としての利便性が向上…ということになりそうです。
【その他の追加機能】
・ProモデルにはiPhone15で採用された「アクションボタン」をベースモデルにも採用
・空間写真・空間ビデオ撮影機能
・WiFi 7に対応
・Siriの起動時・動作時のアクションが変更 等々
期間限定!無金利+36回分割払いで購入できる
買うならできるだけ安く、負担のない方法で買いたいと思うのは当然のことです。
通信キャリアでも様々な契約プランを提供していますが、そのほとんどが下取り前提です。下取り前提プランの場合はiPhoneは自分のものになりませんので「まだ使いたい」と思っても返却義務があるのが筆者的には嫌なんです。実際iPhone 12 Pro Maxは4年使いましたから。
iPhoneを自分のものにして、使いたいだけ使いたいと思うなら選択肢はあまり広くありません。
実際に購入しよう…となった際に、気になるのが分割金利手数料です。ジャパネットではiPhoneを打っていないので、無金利でiPhoneを買うなら「Paydi」を利用するしかありません。
『無金利36回分割』って筆者にはかなり魅力的なので、購入シミュレーションしてみました。
・iPhone 16 Plus 128GB
・下取り iPhone 12 Pro Max
・Apple Careなし
・無金利36回分割払い
の条件で、月額2,633円でiPhone 16 Plusを購入することができ、しかも返却不要で自分のものになり、さらに次回買い替えの際にはその時の下取り価格で下取りに出すことが可能です。
また、24回支払い時点で新しいiPhoneへの買い替えも可能で、その場合は、その時点での下取り価格を保証、追金なしでローンを完済することができます。
金銭的な負担が小さいことも買い替えの動機としては小さくありません。
ちなみに「Paidy」利用による無金利36回分割払いは、Apple Storeのみで利用可能です。ドコモ/au/Softbank/楽天モバイル/格安SIMなどの通信キャリア・通信会社では利用できません。
さあどうする?iPhone 16、買う?買わない?
という訳で、筆者がiPhone 16に買い替えるべき理由と考える理由を3つにまとめると…
①Apple Intelligence
→現在のiPhone 12 Pro Maxでは利用することができないこと
②A18+RAM8GBに進化も価格据え置き
→CPUが一足飛びに2世代進化し、RAMが8GBになったのに価格はiPhone15同等
③無金利36回分割払いで月額2,633円
→Paidy利用で分割金利手数料不要で36回分割が可能。金銭的負担が小さい。
です。
筆者的には、iPhone14やiPhone15の時よりも「食指」はかなり動いています。
A18採用でCPUが2世代進化したこと、Apple Intelligenceに対応、カメラ写真性能の向上などの性能アップや新機能追加が魅力的に映りますが、反面、価格的にはiPhone15発売時と同等で「値上げなし」なのでお得感も充分と感じるからです。その上、無金利36回分割支払いで月額2,633円の低負担で購入できることも魅力的です。
iPhone 12 Pro Maxを4年間使用したので、iPhone 16も3年間のローン中は問題なく使えそうですし、性能や機能も「お得感」があり買い替えの理由としては十分な進化です。さらに金銭的な負担が小さいことも追い風と言えるので、購入したいと思っています。
今回は「買う?買わない?」という視点でiPhone 16を紹介しました。
それでは今日はこの辺で。