「振込手数料を払いたくない!」
「ATM手数料を払いたくない」
という人のために、無料振込みが可能な銀行や、無料で銀行や個人間送金が可能なアプリを紹介します。
いまや銀行取引や振込み・入出金もアプリ経由でスマホが当たり前になっていますが、振込手数料を漫然と支払っていると意外に大きなコストになってしまいます。
今回は誰でも振込手数料がかからず銀行振込が可能な「送金アプリ」と、手数料無料で振込可能なおすすめの銀行、無料少額送金の「ことら送金」を紹介します。

以前紹介した「クレジットカードの改悪」もそうですが、モバイル界隈には知らないと損することが意外に多いんです。筆者は今回紹介するアプリや銀行を活用することで、「振込手数料」「ATM手数料」は一切かかっていません。
本稿で紹介するアプリや銀行
- Air Wallet(エアウォレット)
銀行間・個人間で無料で送金できます - 住信SBIネット銀行
月間各5回の無料振込とATM利用が可能 - ことら送金
少額の銀行間送金が無料
振込手数料っていくらかかるの?
月間の振込件数ってどのぐらいですか?
自分は毎月最低3回は必ず振り込みがありますし、場合によっては4~5回になることもあります。
下記の表は、代表的な大手都市銀とネットバンク、ゆうちょの「振込手数料」の金額と、条件付きで無料振込みが可能な場合の無料回数を一覧にしたものです。
他行あて3万円未満 | 他行あて3万円以上 | 条件付無料 | |
みずほ銀行 | 150円 | 320円 | |
三菱UFJ銀行 | 154円 | 220円 | |
三井住友銀行 | 165円 | 330円 | 最大3回/月 |
りそな銀行 | 165円 | ||
PayPay銀行 | 145円 | ||
イオン銀行 | 132円 | 最大5回/月 | |
auじぶん銀行 | 99円 | 最大15回/月 | |
楽天銀行 | 145円 | 最大3回/月 | |
ゆうちょ | 165円 |
以前と比べるとずいぶん安くなった印象ですが、それでも振込件数が多い場合にはそこそこのコストになりそうです。
大手都市銀は3万円を境に「未満」と「以上」で異なる手数料(当然「以上」の方が高い)を設定していて、ネット銀行は金額による差はなく、大手都市銀の「3万円未満」なみの手数料となっています(「りそな」「ゆうちょ」含む)。
例えば、都市銀で3万円を月に2回振り込むと、440~660円の手数料がかかります。年間にすると5,280~7,920円ものコストとなります。
年間に5~7,000円程度なら別にいいよ…という方はよいですが、筆者的には「何も生まない手数料」としての数千円は非常に高コストの無駄と感じます。無料にできるのに安易に無駄なコストを支払い続けるのは嫌です。
ただ、以下の各銀行では振込手数料を無料にする仕組みを用意しています。
- 三井住友銀行
「Olive」アカウント - イオン銀行
イオン銀行Myステージでスコア100点以上が必要。 - auじぶん銀行
じぶんプラスのステージで「レギュラー」が必要。 - 楽天銀行
ハッピープログラムで「VIP」(残高100万円以上または取引20件以上)を獲得。
各社とも自社グループのサービスを使ってもらうことを前提にしていて、ざっと見た印象では「三井住友銀行(Olive)」と「auじぶん銀行(レギュラーステージ)」はまあまあ達成しやすいかな…という印象です。
特に三井住友銀行は、「Oliveアカウント」を作るだけで「無料振込」や「無料ATM」が付与されるのでおすすめです。Olieveアカウント以外に制限や利用条件はありません。
またauじぶん銀行は、「給与・賞与・年金の受取」「口座振替1回以上」「auPAY 残高チャージ」「スマホデビットの利用」など19種類の中から1種類だけ利用すれば「レギュラーステージ」です。
それに引き換えイオン銀行と楽天銀行はハードルが高く、各々の「経済圏」にどっぷりハマっていないとクリアできない感じです。

実際、自分も「イオン銀行」も「楽天銀行」も口座を持っていますが、メイン銀行でもサブ銀行でもないのでまったくクリアできませんし、クリアするほどハードルが低いと感じられずにチャレンジさえしていません。というよりもっと簡単に無料振込み3回をゲットできる銀行はいくらでもありますからね。
次項では、無料振込とATM利用が月5回ずつ無料になるネット銀行『住信SBIネット銀行』をご紹介します。
おすすめ銀行~振込&ATが毎月5回無料のSBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、三井住友銀行(設立当時は住友銀行)とSBIホールディングスの共同出資で設立されたネット銀行で、「ネオバンク」というブランド名を使用しています。
今回の記事に沿って言えば、毎月5回の無料振込みと、同5回のATM無料利用が、口座開設のみで利用できるのが最大の特徴です(何かに加入や預金残高云々なしで)。
さらに優遇プログラムで最大20回まで無料振込み回数を増やすことができます(ベーシックな無料5回で充分なので、筆者は特に優遇プログラムを利用していません)。
また、口座開設すると「デビットカード」を発行することができ、Masterカード加盟店でのカード支払いで0.8%の還元が受けられるメリットもあります。クレジットカード利用が嫌な方におすすめの決済方法です。
ネオバンクは支店ごとに振込無料×5回が利用可能
ネオバンク(住信SBIネット銀行)は、支店がたくさんあり、複数の支店に口座を開設することが可能ですが、その支店ごとに、振込無料&ATM無料×各5回が利用できます。もちろん、支店ごとにデビットカードの発行も可能です。
例えば筆者の場合はネオバンクの3つの支店で口座を開設しています。
1つは「給与受け取り口座」、2つ目は「副業収入口座」、3つ目は「お小遣い口座」として役割を分けて利用しています。
各々で無料振込&無料ATM×5回が利用できますが、ネオバンクどうしの振込は無料なので給与や副収入をお小遣い口座に移動する際は無料振込回数が減らないので、他行振込のみで合計15回の無料振込は使いきれません(つまり振込手数料は完全に0円ということ)。
「アプリでATM」ならコンビニで入出金無料
コンビニATMを使ったことがある方なら「スマートフォンでの取引」というメニューがあるのをご存知かと思いますが、ネオバンクの「アプリでATM」は、この「スマートフォン取引」に対応していて、入出金が回数制限なしに無料です。
引き出し限度額も、50万円/日、200万円/月と、通常利用であれば十分な額を引き出すことが可能です。
ネオバンクの「ATM無料5回」とは別に、アプリ取引なら無制限に入出金が無料なので、事実上、ネオバンクではATM手数料はかからない…と理解してよいと思います。
SBI証券との連携に強味あり
同じSBIグループということで、SBI証券との連携が強固…という点も、ネオバンクを選ぶ理由の1つです。
通常、証券会社で株を買う等の投資を行うには、銀行口座から振込む必要がありますが、ネオバンクには「ハイブリッド預金」という仕組みがあって、ネオバンクの口座内にSBI証券での投資用の口座を設けることができます。
このハイブリッド預金に預金残高を振り替えておけば、SBI証券に振込しなくても投資額が振り替えられる…という仕組みになっています。いちいち振り込む手間がなくてかなり使い勝手がよいです。
SBIネット銀行第一生命支店 口座開設で現金1500円貰える

「ネオバンク(住信SBIネット銀行)には多くの支店がある…とお話ししましたが、どうせ口座を開設するなら、少しでも「お得」がある支店で口座開設したいですよね。
ネオバンク第一生命支店も、数多いネオバンクの支店の1つですが、『利用者紹介キャンペーン』を実施中で、口座開設者に1,500円がプレゼントされます。しかも口座残高として現金でプレゼントです。
お小遣いに使ってもよし、ハイブリッド口座に移動して投資の一部に使ってもよし…ですし、ポイントではないので、換金や使える店舗を探す手間もありません。
紹介キャンペーンの利用は、以下のリンクからアクセスして紹介コードを入力して新規口座を開設してください。
※紹介コード:oFvX6TV

住信SBIネット銀行にはたくさんの支店があります。「第一生命支店」もその1つで、毎月5回の無料振込&無料ATM、スマホATM(無料)などのメリットが利用可能です。口座開設キャンペーンを実施しているのは「第一生命支店」のみなのでここで『お得情報』として紹介しています。第一生命の支店ですが、保険加入の強制・義務はなく普通のネット銀行口座として利用できます。
おすすめ送金アプリ~振込手数料不要無制限「Air Wallet」
銀行間の資金移動するなら「無料送金アプリ」がおすすめです。
銀行口座から振込みを行うのではなく、送金アプリに一旦チャージというカタチで銀行口座からお金を引き出し、それを別の銀行口座に送金する…という仕組みです。
銀行→銀行の資金移動で2アクション必要なので面倒くさい…と思われるかもしれませんが、オペレーション(操作)は簡単ですし、何より、無料回数に制限(上限)がないのが大きなメリットです。
資金の流れも迅速で、平日午前10時までの送金は当日中、10時以降は翌営業日に着金します。
ネオバンクやauじぶん銀行など、無料振込みが可能な銀行口座を新たに開設しなくても、Air Walletがあれば「無料振込」を可能にします。

「Air Wallet(エアウオレット)」のもう1つの特徴は、銀行口座の入出金だけでなく個人間でも手数料無料で送金が可能という点です。
相手の口座番号が分からなくても、電話番号などで送金可能で、飲み会の割り勘などで活用できます。こうした「割り勘」はPayPayなどスマホ決済アプリでも可能ですが、Air Walletは現金での資金移動なので、PayPayを使っていない人でも問題なく資金移動ができることもメリットです。
エアウオレットは、リクルートと三菱UFJ銀行のジョイントベンチャー「リクルートMUFGビジネス」が提供する送金サービスですなので、運営企業の信頼感も高いのがいいですね。
Air Walletは対象の銀行が限られるのが難点
個人間の送金・受け取りだけでなく、銀行⇔銀行間の資金移動にも手数料はかかりませんが、唯一の難点はすべての銀行間で無料送金が可能ではないという点です。
無料の資金移動が可能なのは対応銀行のみです。主だった都市銀行・地方銀行・ネット銀行の多くが送金・受け取りに対応しており、対応銀行は徐々に増加しています。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
- イオン銀行
- auじぶん銀行
- ゆうちょ銀行
- その他(地方銀行など)
このほか、横浜銀行や千葉銀行などの地方銀行での資金移動が可能です。
COIN+で店舗での支払いも可能
COIN+は、三菱UFJカードUFJ銀行とリクルート社の合弁会社が運営する「決済システム」で、無料での資金移動や支払いが可能な仕組みです。そもそも「Air Wallet」もこのCOIN+を使用して無料の資金移動が可能になっています。
実はこのCOIN+は、店舗での決済(支払い)にも利用できるので、自分の複数の銀行口座の中から好きな口座からAirWallet残高に入金して、店舗支払いに充てられます。
対象店舗も増加中で、ローソン(ローソン100・ナチュラルローソン含)、CanDo、無印良品などの全国チェーンのほか、各地域の個人店舗多数で利用可能です。
キャンペーン情報:新規登録+利用で最大3,000P貰える

いま既存利用者からの紹介(紹介コード)で「エアウォレット」を始めると、ポンタポイント500Pが貰えるキャンペーンを実施中です。

ちまたでは、登録しても使わないからポイント目当て…なんてケースもありますが、Air Walletに関しては日々の生活に確実に役立つサービスです。キャンペーンを利用してお得に始めるチャンスです。
【キャンペーン参加手順】
(1)アプリをインストールする
(2)アカウントを作成する(招待コードを入力)
インストールしたアプリから新規アカウントを作成し「招待コード」を入力します。
※招待コード:95aphtr
(3)リクルートID連携
すでにお持ちの場合はリクルートIDを連携します。お持ちでない場合にはリンクルートIDも作成します。
(4)金融機関登録・本人確認
チャージや送金する金融機関を登録します(登録した口座間で無料で資金移動が可能になります)。
本人確認を行います(チャージや送金ができるようになります)
無料振込みが可能な銀行もある
中には特に何も条件なし、あるいは非常に簡単な条件で振込み無料を提供している銀行もあります。
無料回数 | 無料条件 | その他 | |
三井住友銀行 | 3回 | Oliveアカウント | ことら送金 |
ソニー銀行 | 2回 | 口座保有で1回 | Sony Bank WALLET (※)発行で+1回 |
東京スター銀行 | 5回 | 明細書郵送しない | |
GMOあおぞらネット銀行 | 1回 | 口座保有 | |
SBI新生銀行 | 1回 | スタンダード | |
住信SBIネット銀行 | 5回 | 本店・各支店とも 口座保有 | ことら送金 |
無料振込み1回で済む場合にはどの銀行でもいいですが、月に2回以上の振り込みがある場合には最低2回の無料振込みができないと、他行と合わせて振込みをすべて無料にすることができません。
この中で前述の「ネオバンク(住信SBIネット銀行)」を除けば、簡単な条件クリアで無料振込みが可能な「三井住友銀行(Olieveアカウント)」と「auじぶん銀行」がおすすめです。
ことら送金

もう1つ「無料振込み」でおすすめなのが「ことら送金」です。
10万円以内の少額送金に便利なのが、この「ことら送金」です。
ことら送金は、相手の銀行口座に送金できるのはもちろん、口座が分からない場合でも電話番号で送金できる非常に簡単で便利な送金の仕組みです。
ことら送金は、「ことら送金アプリ」という独立したアプリは存在せず、ことら送金に対応した金融アプリ内で送金や受け取りを行います。

例えば筆者の場合は、三井住友銀行アプリを連携して受け取り口座に指定しています。この設定をしておくと、電話番号で送金してもらうことが可能になります。

ことら送金対応のアプリから「電話番号」で検索(ユーザーをさがす)すると、受け取り設定をしてあれば、送金先として名前が表示され、電話番号だけで送金が可能になります。

受け取り設定をしていない場合でも、金融機関や口座番号を指定した送金は可能です。

ことら送金は少額送金に便利な仕組みですが、まだあまり利用できる金融系アプリはあまり多くありません。都市銀では、日ごろ利用する口座が三井住友銀行の方(筆者も)は便利に使えると思います。
住信SBIネット銀行が2024年8月下旬以降「ことら送金」に対応すると発表しました。ネット銀行最大手の1つ「SBIネット銀行」でも使えるようになるとかなり利便性がアップしそうです。

こうして見ると、今や世の中は「無料送金」が当たり前になりつつあるようです。中でも、5回の無料振込みが可能で、Air Walletにも、ことら送金にも対応(8月下旬以降)の『住信SBIネット銀行』はかなり無料送金に強い銀行口座と言えそうです。
また、他行口座であっても、Air Walletとことら送金のいずれかに対応していれば、もはや振込手数料など気にせずに済みそうです。
無料振込みと無料送金まとめ
今回は「知らないと損する」シリーズとして、振込手数料や送金手数料をかけずに資金移動する方法を考えました。
1件1件は少額でも、毎月度重なるとそこそこのコストになる送金手数料、できれば「0円」で振り込みや送金ができるといいですよね。
ちなみに筆者は、口座振替などのメイン口座は「三井住友銀行Oliveアカウント」、原稿料などの入金に「ネオバンク第一生命支店」、海外からの原稿料入金に「ソニー銀行」、個人のお金の集積口座を「住信SBIネット銀行」にして、楽天銀行やみずほ銀行など無料振込みができない場合に「エアウォレット」を使って無料送金することで、月間、1円も送金手数料を発生させていません。
もはや、送金に手数料なんて払っている場合ではありません。年間数千円は大した額ではないと感じるかもしれませんが、どうせ支出するならもっと有効に使いたい…と筆者は考えます。
無料振込み、無料送金、検討されてはいかがですか?
今ならキャンペーンも開催されていてお得に利用開始できますよ^^
それでは今日はこの辺で。