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対象店で最大20%ポイント還元の三井住友カードは持たない理由がない!飲食チェーンで超お得

送金・クレカ・暗号資産
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今回は、対象店で最大20%ポイント還元の三井住友カードを取り上げます。

三菱UFJカードに先駆けて、対象店舗限定ながら最大20%ものポイント還元の仕組みをリリースしたのが三井住友カードでした。

コンビニをはじめ、ファストフードやファミレス、牛丼チェーン、回転寿司など、大手外食チェーンの利用額に対して、最大20%ぶんのVポイントが返ってきます。還元されたVポイントは、加盟店で1P=1円で利用できるほか、カード利用額に充当することも可能です。

KAZ
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利用額の20%のポイントを還元してくれるクレカを使わない理由ってありますか?もちろん対象店のみで「どこでも…」ではないですが、日ごろから利用頻度の高いコンビニや外食チェーン主体なので利用機会は相当あると思います。そんな高還元カードは持っておかないと絶対に損だと思います。

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三井住友カードの最大20%還元対象店をチェック

こちらが三井住友カードの最大20%還元対象店舗です。

  • コンビニエンスストア
    セブンイレブン、ローソン、ミニストップなど
  • ファストフード
    マクドナルド、モスバーガー、KFC(ケンタ)
  • 回転寿司
    はま寿司、かっぱ寿司
  • 牛丼チェーン
    吉野家、すき家
  • ファミレス
    ガスト、バーミヤン、サイゼリア、ジョナサン、ココス、しゃぶ葉
  • カフェ
    ドトール、エクセルシオール

有名どころの外食チェーンをかなり網羅しているので、パッと見ただけでもカード決済すればポイント還元が得られそうだな…と感じますね。

有りがちなのが、高還元を謳っているけれど、高還元を受けられる対象店が少ないとか、小規模で利用頻度が上がらないなど、実際にはあまりポイントが得られない…なんて状況ですが、三井住友カードの対象店は、かなり「いい感じ」ではないでしょうか。

いくつか「もう少し頑張って」と言いたいのは、棲み分けの問題なのか、回転寿司のトップ2「スシロー」と「くら寿司」を三菱UFJカードに持っていかれているのと、「ココイチ」などのカレー専門店がないことでしょうか。

KAZ
KAZ

なかなか凄いラインナップだと思います。コンビニ、牛丼、ハンバーガー、フライドチキン、ファミレスと、どの分野でもトップ企業を網羅しています。日常的に利用できる店舗ばかりなので、このカードは持っておくべきかもしれませんね。

三井住友カードの高還元の内容とポイントアップ条件

いくら高還元を謳っていても、ポイントアップのハードルが高すぎて達成できないのでは意味がありません。三井住友カードのポイントアップ条件をチェックします。

三井住友カードのポイントアップの仕組み

こちらは三井住友カードのポイントアップの仕組み図です。

  • 通常ポイント
    一番左側のグラフが何もない状態で対象店舗以外で利用した場合の還元率は0.5%です。これは対象店以外も含めて三井住友カードを利用したら付与されるポイントです。
  • 対象店舗での利用で6.5%還元
    三井住友カードを対象店舗で利用することで6.5%が上乗せになります。通常ポイント0.5%と合わせてトータル最大7%還元となります。つまり、高還元の対象店舗でカード決済すれば誰でも7%の還元が得られるということです。
  • 家族ポイントで最大5%還元

    自分以外の家族登録(自分以外に2親等以内最大5人まで)をすることで、1人当たり1%アップ(最大5%アップ)で合計最大12%還元となります。この12%還元までは家族の数が揃えば誰でも実現できる還元率です。
  • Vポイントアッププログラム
    さらに「ポイントアッププログラム」によって8%まで上乗せが可能、最大20%の還元を受けられます。
アプリログイン簡単】+1.0%
Oliveアカウント
(選べる特典)
【簡単】
要Olive
+1.0%
SBI証券【難】+2.0%
住友生命【難】+2.0%
外貨預金(三井住友銀行)【難】+2.0%
住宅ローン(三井住友銀行)【難】+1.0%
モビット利用【難】+1.0%

色々な条件がありますが、「アプリログイン」は誰でも簡単にクリアできる条件ですし、「Oliveアカウント」も比較的容易なので、+2%(合計14%)までは誰でも実現可能です。

しかし、それ以外の「証券」や「保険」「外貨」「住宅ローン」「金融」などは容易にクリアできる条件ではありません。カード還元とは無関係にすでに三井住友のサービスを利用している人以外は、ポイントアップのハードルとしては高めの設定です。

ちなみに筆者も「SBI証券」でクレカ積み立てをしていますが、ハードルが高すぎてポイントアップになっていません^^;;

「保険」は他社ですし、「外貨」もハードルが高すぎます。

ヒント
ヒント

現実的に考えて、誰でも実現できる還元率は、基本0.5%+対象店6.5%+家族5%+条件2つで2%=合計14%までは多くの方が実現可能な積み上げかと思います。

三井住友カードの上記還元を得るためにはスマホのタッチ決済必須です

KAZ
KAZ

最大20%まで実現するのはかなりハードルが高いですが、逆に、10~14%程度であればさほど苦労なくポイントアップできるプログラムかと思います。対象店以外では「どこでも1%還元」のメインカードを使用し、対象店利用時の身サブカードとして三井住友カードを利用するカタチがおすすめです。

セブンイレブンなら誰も10%還元!

セブンイレブンも高還元対象店ですが、他店と還元の仕組みが異なる部分がります。

三井住友カードをセブンイレブンでスマホタッチ決済で使用した際は、ポイント還元が通常の7%に3%が上乗せになり「10%」にアップします。

ただし、セブンイレブンで3%のポイント上乗せを得るためには以下の事前設定が必要です。

Vポイント利用設定の方法

セブンイレブンで3%のポイント上乗せを得るためにはセブンイレブンアプリにてVポイントの利用設定が必要です。

セブンイレブンアプリの画面左上の「三」(3本線)をタップしメニューを表示、「Vポイントの利用設定をする」をタップ。

遷移後の画面で「利用設定をする→」をタップ。

遷移後の画面で利用設定を行います。設定後の確認もこのページです。

ローソンでも最大20%還元~「無印良品」も最大20%還元!

コンビニ「ローソン」も三井住友カードの高還元対象店です。そして、ローソンでは無印良品の一部商品を販売しています。

つまり、人気の無印良品の製品をローソンで三井住友カードで決済・購入すると、最大20%還元の対象になるんです。

ローソンで取り扱うのは無印良品のごく一部の商品ですが、レトルトカレーやスキンケア商品、文具など無印良品の人気商品を割安に購入できる裏技なんです。

三井住友カードと三菱UFJカードのスペックを比較

高還元カードとしてライバルどうしの「三井住友カード」と「三菱UFJカード」のスペックを比較してみましょう。

三井住友カード(SMBC)三菱UFJカード(MUFG)
年会費永年無料永年無料
通常還元率0.50%
200円ごとに1ポイント

1P=1円相当
0.50%
1000円ごとに1P

1P=最大5円相当
対象店還元率対象店7%還元
+家族ポイント最大5%
+Vポイントアップ8%

合計最大20%
対象店7.0%還元
+条件達成特典最大13%

合計最大20%
付与ポイントVポイント
総額付与
グローバルポイント
基本ポイント=都度付与
条件達成P=総額付与
総額付与に変更(10/16~)

基本還元はどちらのカードもショボい

年会費はいずれも永年無料ですが、通常利用での還元率はどちらのカードも「0.5%」とショボいです。

この通常ポイントのショボさが三井住友カードも三菱UFJカードもメインカードにおすすめしない最大の理由です。世の中にはどこで使っても1%還元のカードは色々ありますので、そちらをメインで使った方がお得です。

「楽天カード」や「PayPayカード」などは1%、「リクルートカード」なら1.2%の還元が得られるため、あえて0.5%還元のカードをメインで使う必要はないわけです。

でも、それぞれの対象店で使うのであれば、やはり最大20%、現実的には10~14%程度のポイント還元は大きいです。対象店に限ってはサブカードとして活用すべきでしょう。

ポイント付与条件の違いに要注意

基本還元はどちらも0.5%で同じですが、付与条件は大きく異なります。

三井住友カードが200円利用ごとに1ポイントなのに対して、三菱UFJカードは1,000円利用ごとに1ポイントの付与です。

また1Pの価値は、三井住友カードのVポイントが1P=1円なのに対して、三菱UFJカードのグローバルポイントは1P=最大5円相当です。

さらに三井住友カードは「総額付与」、三菱UFJカードは「個別付与」です

ここで注意すべき点が3つあります。

ポイント付与の基準額に注意

三井住友カードは200円利用ごとに1P付与されるので、199円以下の利用についてはポイント付与対象になりません(200円未満切り捨て)。1,380円の利用の場合は200円未満の部分=180円にはポイント付与がありません。

ちなみに、「楽天カード」や「PayPayカード」のように100円利用=1P=1円であれば、切り捨てられる額は99円で済みます。

三菱UFJカードの付与基準額は1,000円なので、例えば1,999円の利用だと999円以下は切り捨てられ、1,000円にのみポイント付与となります。

1Pの価値に注意

三井住友カードで付与されるVポイントは、1P=1円の価値があり、ポイント数がそのままお金に換算した価値になります。

しかし、三菱UFJカードで付与されるグローバルポイントは、1P=最大5円の価値になります。

最大5円というところが微妙で、実は、交換先によっては5円の価値がないケースもあります。例えば、ポンタや楽天ポイントなどの他社ポイントは4円の価値しかありません。最大の5円換算できるのは、Amazonギフトや、グローバルポイントからチャージして利用する決済アプリ「グローバルポイントペイ」の2通りしかありません。

1,000円利用時の実際の換算価値は、いずれのカードでも最大20%還元時「20円」ですが、利用額や交換先の違いによっては、三菱UFJカードの方は、最大20%分の価値に換算できない場合があります。

【1,700円利用時のシミュレーション】

  • 三井住友カード
    200円ごとに1P付与(0.5%)なので、付与ポイントは「8P」です。
    付与対象は1,600円で、100円は切り捨てになります。
    対象店では最大20%付与(40倍)なので付与ポイントは「320P」となります。
    1P=1円なので、320P=320円の価値になります。
  • 三菱UFJカード
    1,000円ごとに1P付与なので、付与ポイントは「1P」です。
    付与対象は1,000円で、700円は切り捨てになります。
    対象店では最大20%付与なので、付与ポイントは「200P」となります。
    1P=最大5円なので、200P=1000円の価値になります。
  • 楽天カード、PayPayカード
    100円ごとに1P付与(1%)なので、付与ポイントは「17」になります。
    付与対象は1,700円で、切り捨て分はありません。
    1P=1円なので、17P=17円の価値になります。

付与ポイントだけを見ると付与が少ない三菱UFJカードですが、1Pの価値を反映した場合に得られる価値は大きくなります。ゆえに付与ポイントが少ないから三菱UFJカードが所有に値しない…ということにはなりません。1P=5円で好感した際の「価値」は大きくなる可能性があります。

総額付与と個別付与

「個別付与」と「総額付与」の違いもあります。

三菱UFJカードは対象店ごとの集計で1,000円未満は切り捨てますが、三井住友カードはすべての対象店の利用額を合算してポイントを付与します。

例えば別々の系列の3店舗で1,999円ずつ利用した場合、三井住友カードは1,999×3=5,997円に対してポイント付与されますが、三菱UFJカードでは、系列店ごとの合算になるので、別系列は個別付与となります。この場合では各店1,999円ごとに計算するため、各店999円が切り捨てられてしまいます。

1,999円×3店舗=5,997円の利用で、還元率が同じ15%だった場合、三井住友カードでは200円で1Pなので「435P」(1P=1円で435円相当)が付与されますが、三菱UFJカードでは、各店1,000円に対して1Pなので「45P」(1P=5円で225円相当)しか付与されません。

KAZ
KAZ

まさに記事を書いているこのタイミングで「通知」がありました。三菱UFJカードが「総額付与」に変更になるとのことです。変更タイミングは、2025年10月16日(木)利用分からだそうです。

上記事例では「75P](1P=5円で375P付与)に変わります。

結論としてどちらのカードがおすすめ?

自分的には、三井住友カードと三菱UFJカードにあまり大きな優劣はないと考えます。

全高事例で見たように、三菱UFJカードは三井住友カードに比べて「ポイントが得にくい」反面、得たポイントを交換した際の「価値が大きくなる」可能性が高いという違いがあります。

どちらが還元率が大きいのか…といった微視的な観点ではなく、どこで高還元が得られるのか、つまり対象店舗の違いで選ぶべきでしょう。

簡単な話し、回転寿司チェーンで「スシロー」や「くら寿司」が好きであれば、対象店になっていない三井住友カードでは高還元を受けられませんし、ファストフードで「マクドナルド」「モスバーガー」「吉野家」「KFC」などで高還元を受けたければ三菱UFJカードでは役に立ちません。

そういうカタチで考えてみると、よく利用する店舗が対象店になっている方のカードがおすすめということになりますが、実際にはどちらのカードの対象店も利用する…という方がほとんどではないか…と思うので、結局のところ『(両方のカードを)2枚持ち』が現実的な選択ではないでしょうか。

三井住友カード作るなら既存利用者紹介がお得!

三井住友カードには紹介制度があり、既存会員の紹介で加入することで通常の加入特典に紹介特典を上乗せすることができます。

三井住友カードには「新規入会特典」が用意されています。

プラチナカードで最大33,600円相当、ゴールドカードと一般カードで最大24,600円相当と、かなり高額な入会特典ですが、さらに既存利用者からの紹介で入会する場合には、さらにVポイントの還元が上乗せとなります。

加入するカードによって紹介特典は異なりますので、お好きなカードを選んで申しこんでください。

三井住友カード まとめ

昨今は一般庶民の暮らしは厳しくなるばかりです。コメ価格の高騰しかり、何十品目もの値上げラッシュしかり。

そのくせ給与や収入はちっとも増えず、苦しい生活を強いられています。

そんなご時勢の中での「高還元カード」は、「ポイ活」という観点ではもちろんですが、最大20%ものポイント還元は、「面倒くさい」なんて理由で避けるべきではない…そんな風に感じます。

飲食代が20%も還元されたら、単純計算で5回で100%ぶんの還元=つまり1回分タダで食事できることになる(考え方によりますが)わけで、無視できないなあと思う次第です。

それでは今日はこの辺で。

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この記事を書いたのは…
kazz

当ブログ運営のKAZZです。日ごろは喜田宗彦の筆名でWEBライターをしています。主にモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連記事を執筆しています。趣味関連で車中泊やポータブル電源、車載家電などのレビューの依頼も頂くようになりました。
個人的には「ポイント好き」でポイ活に勤しんでいます。ちなみに2024年の獲得ポイント総額は約8万1,000Pでした。自身で利用して「お得!」と感じたポイ活や情報、知らないと損する情報などをお伝えしています。
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