Povo2.0にデータ使い放題登場!月額3,278円の使い放題プランは楽天モバイルとどちらがおすすめ?

Povo2.0 データ使い放題果敢7×12回が新登場! 格安SIM
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Povoの有料トッピングに『好きな時に使える使い放題』として「データ使い放題7日間×12回」(税込9,834円)が新登場しました!

合わせて『トク盛りトッピング』として、「300GB/90日間」(税込9,834円)もリリース。いずれも2024年4月25日10:00スタートです。

KAZ
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最近のPovoは攻めてますねえ。Amazonと組んだり、Cokeと組んだりコラボが積極的ですが、今回は自前の新サービス(トッピング)として、「データ使い放題7日間×12回」と「300GB/90日間」をリリースしました。

現在格安プランでは楽天モバイルが上限なしの「最強プラン」としてデータ使い放題(3,278円)を提供していますが、これに真っ向から勝負を挑んだかたちです。

※本稿はアフィリエイト広告を導入しています

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データ使い放題7日間×12回トッピングをリリース

これまでPovoには「24時間データ使い放題」というトッピングがありましたが、今回のデータ使い放題は7日間有効なトッピングが最大12回使えて、しかも「好きな時に使える(※)」ということで有効期限がありません。

7日間×12回を4回ずつわけて使うと、1か月分の料金は9,834円÷3=3,278円となり、楽天モバイルの最強プランの20GB超~上限なしの区分と同等のコストとなります。

ライバルのLINEMOと比べても、税込2,728円の「スマホプラン20GB」と550円しか違わずにデータ使い放題になるのは大きな違いです。LINEMOでは「スマホプラン2,728円+データ増量1GB550円」で3,278円となるので、圧倒的に楽天モバイルとPovoがお得ということになります。

※ただし、トッピングのうちの11回分はコードが送信されますが、コードには入力期限(160日間)があるので、「好きな時に使える」といっても、最大160日(5か月+α)の間にはコードを有効化する必要があります。

データ使い放題7日間×4回で1か月フルに賄える

7日間×4回=28日間だと1か月フルにカバーできないのでは?

と思うかもしれません。

確かに、1か月は30日~31日であり、一方、今回のPovoの新トッピング「データ使い放題7日間×12回」を月間4回使う場合、カバーできるのは7日間×4回=28日間なので、数日分足りないように思えます。

でも実は大丈夫。1か月フルにカバーできるんです。

auのトッピングの有効期限のルールは『期間満了日の23:59まで有効』です。

例えば月初1日の0時01分に7日間のトッピングを有効化した場合の7日間の期限は8日の0時01分ですが、「期間満了日の23:59まで有効」というルールにのっとって、8日の23:59まで使えます。

つまり、最大で実質7日間と23時間59分=ほぼ8日間使えるので、8日間×4回=32日間となり、1か月をフルにカバーできるというわけです。逆に1~2日おつりがきます。

KAZ
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実質8日間誓えるということは、今回のトッピングの「12回分」は、実質96日分をカバーできることになります。96日間は13.7週に相当するので、かなりお得と言えます。

楽天モバイル最強プランと完全にバッティング

今回のこの「データ使い放題7日間×12回」トッピングは明らかに楽天モバイルの最強プランをデータ使い放題で利用した場合を想定してぶつけてきていますよね。

トッピングの紹介ページのトップは↑の画像で、いきなりauネットワークの「人口カバー率」を持ち出していて、これが楽天モバイルを意識していないなら、何を意識してるの?って感じるほどあからさまです^^;

楽天モバイルも数字の上では「人口カバー率99.9%」を達成しましたが、それはauが貸し出している「800MHz帯(プラチナバンド)」によるもので、楽天モバイルの自社通信網ではまだまだ遠く及びません。

さらにこちら…。

複数の周波数帯の電波を束ねて使用する方法(キャリアアグリゲーション)は、何もauの独壇場ではなく各社とも採用している高速化の方法ですが、どこか遠回しに「プラチナバンドを貸しているのはauなんだよね」と言わんばかりです。

さらにヤバいのはこちら。

完全に楽天モバイルをターゲットにしています。地下鉄・大型商業施設(ビル奥や地下街)は楽天モバイルが苦手とするエリアで、筆者が知っているだけでも数カ所の「圏外」となる商業施設があります。

その上、月額のコストまで同額なんですから、「ぶつけていない」なんて言っても信じられません^^;

auネットワークのPovoか、楽天ネットワークか?

データ使い放題の月額コストが同額となれば、auなのか、楽天モバイルなのか、どちらの回線を選べばいいのか、ちょっと興味が湧きます。それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。

楽天モバイル最強プランのメリット・デメリット

楽天モバイルの最強プランを選んだ場合のメリットには以下のような事柄が考えられます。

【楽天モバイルのメリット】

  • SPU4倍
    何と言っても楽天市場での買い物時のポイントがいきなり4倍は大きいです。楽天会員のベースポイントと合わせると、楽天モバイルユーザーは最初からSPU5倍です。楽天経済圏を利用する人には大きいメリットです。
  • 端末が割安に購入できる
    楽天モバイルの端末販売は、キャリアショップ(オンライン含む)の中で最安と定評があります。Povoでは端末販売していませんので、端末購入が前提なら楽天モバイルが有利です。
  • 加入時に大型キャンペーン適用
    楽天モバイルの加入キャンペーンはかなり大型です。ガッツリ楽天ポイントが貰えるので「お得感」はPovoの及ぶところではありません。
  • あまり使わなかった月は料金が自動的に安くなる
    最強プランはいわゆる従量課金制で、使ったデータ通信量に応じて3段階に料金が分かれます。3GBまでなら月額1,078円、20GBまでなら2,178円で済みますが、しかも何も手続きしなくてもプランが勝手に少ない段階の料金に下げてくれます。
  • Rakuten Linkで国内通話無制限無料
    Rakuten Linkという通話アプリを使うことで、国内の固定電話・携帯電話への通話が無料でかけ放題です。通話が多い方には大きなメリットです。
  • 家族割引制度
    家族割引制度もPovoにはないメリットです。最大20回線まで全員税込110円/月割引になります。しかも同居家族だけでなく、離れて暮らす親戚や同性パートナーや事実婚でもOKで幅広い関係が「家族」と認められます。
  • 店頭でも手続きできる
    申込みはもちろん、諸手続きや端末購入なども店頭で相対で対応して貰えます。
  • 低速モードがない(常に高速通信)
    楽天モバイルはデータ使い放題の「最強プラン」のワンプラン制なので、データ容量を使い切って速度制限を受ける(低速モード)ことがありません。常に高速通信です。

意外にメリット多いですね^^ ではデメリットはどんなものがあるでしょうか。

【楽天モバイルのデメリット】

  • いまだに圏外・繋がりにくい場所がある
    2024年5月から割り当てを得られたプラチナバンドでのサービス提供が始まるとされていますが、現時点では未だに圏外になる場所や繋がりにくい状況があります。
KAZ
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ただしこの点について、実際に楽天モバイルを使用中の筆者の感覚で言えば『かなり改善されてきている』と感じます。以前圏外だった施設で3~4本立っていることが多々あります。

au通信網Povoのメリット・デメリット

データ使い放題を前提にPovoを選んだ場合のメリットとデメリットをピックアップしてみます。まずはメリット。

【Povoのメリット】

  • au通信網をフルに使用できる
    借り物でない掛け値なしの「人口カバー率99.9%」のauネットワークエリアを利用できます。
  • 新規加入キャンペーン
    新規加入でデータボーナス(トッピング)が貰えます。
  • auオンラインショップで端末購入できる
    Povoユーザーもauオンラインショップで端末購入が可能になりました。下取りも可能です。
  • 有料期間の空白を置ける
    ちょっと表現が難しいのですが、7日間使い放題の終了後、次のコードを有効化するまでに間を空けることができるのはメリットかと思います。例えば、毎週月曜日と火曜日がリモートワークで自宅にいてWiFiに接続する…という場合、水曜日になってから次のコードを有効化することが可能といった使い方ができます。

あれ?意外にメリット少ないですね。データ使い放題を前提にすると「ギガ活」もメリットではなくなってしまいますし。ではデメリットを拾ってみましょう。

【Povoのデメリット】

  • メリットが生きる経済圏がない
    au経済圏がないわけではありませんが、楽天ほど明確な「ポイント〇倍」のような分かりやすいメリットが見えません。
  • 家族割引がない
    元々ファミリー向けのUQmobile、お一人さま向けのPovoと棲み分けがある上、経費削減で低料金を実現しているPovoには家族割引はありません。
  • 通話料金がかかる
    通話定額(かけ放題)以外の通話サービスがない。無料での通話はできません。
  • データ通信を購入しないと非常に遅い
    有料トッピングを購入しない場合の速度は最大128kbpsと非常に遅く実用性に欠けます。
  • 店頭手続きができない
    Povoはオンライン専用プランなのでauショップなどの店頭での手続きができません。

楽天モバイルのメリットがそのままPovoのデメリットになっているような感じです。ピックアップすると意外にPovoのデメリットが多いのに驚きました。

データ使い放題を前提に考えた場合は、最大のメリットである「ギガ活」が有効に働かないためかもしれません。

共通のメリット

  • 契約時に余計なコストがかからない
    契約事務手数料やSIM発行手数料などの初期費用がかかりません。
  • 諸費用手数料がかからない
    SIM再発行やMNP転出手数料などの手数料がかかりません。
  • eSIMや5Gなどが無料で使える
    「eSIM」や「5G通信」「テザリング」等の利用に手数料や料金加算がなく無料で使えます。
  • 解約料や違約金がかからない
    解約時に解約金がかかりません。最低利用期間のルールもないので違約金も発生しません。
  • iPhoneが使える
    SIMカードを刺す、eSIMを設定するだけですべてのiPhoneが使えます。

まとめ~Povoか楽天かどちらを選ぶのか?

楽天モバイルは、いまだに「圏外になる」「繋がりにくい」という評判が消えていませんが、それも徐々に解消されてきていて、近々開始予定のプラチナバンドでのサービス提供に期待が高まります。

そんな楽天モバイルのメリットは、「キャンペーン」であったり、「通話無料」であったり、「店頭手続き」など通信以外の部分が多いですし、何と言っても、SPU4倍は楽天ユーザーにとってはかなり美味しいメリットです。

一方のPovoは、いちばんの目玉である「ギガ活」が「データ無制限」ではあまり有効に働かないため、意外にもメリットが少ないことに驚かされました。とはいえ、安定のau通信網を月額3,278円で使い放題で利用できること自体が大きなメリットですので、メリットとして何を優先するかで結論は違ってくるように思います。

たまたま自分は、データ使い放題とは無関係に「Povo」「楽天モバイル」の両方を契約していますが、基本料金のかからないPovoを楽天モバイルの補完に使う運用方法が今のところ使い勝手がよいと感じています。

それは今日はこの辺で。

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格安SIMPovo2.0(au)楽天モバイル
この記事を書いたのは…
kazz

当ブログ運営のKAZZです。日ごろは喜田宗彦の筆名でWEBライターをしています。

ライター歴は10年超で専業ライターになって今年で7年目になります。執筆ジャンルは、主にモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連、モバイルのお得情報とアウトドア、キャンピングカー関連記事で、記事は実体験を中心に、ライターとしての経験や取材で得た知見等を活かした内容を心がけています。

使用スマホは「4s」以来ずっとiPhoneです。SIMは2014年の「Biglobe SIM」を皮切りに15社30プラン超の格安SIMを利用してきました。現在はPovo2.0で月額無料運用中です。「安くて速いSIM探しませんか?」をテーマにおすすめSIMやiPhoneの話題、モバイル関連のお得情報などをお届けします。

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