楽天モバイルの料金プランが「最強プラン」に進化!
月額3,278円でデータ使い放題のメリットをそのままに、積極的なau回線ローミングで人口カバー率99.9%を達成!しかもパートナーエリアでのデータ5GB上限を撤廃、全エリアでデータ使い放題になりました。
さらに、新たに「データタイプ」や「最強家族プログラム」「最強青春プログラムU22」など、プランがどんどん増強されています。速度制限も撤廃されてますます使い勝手向上の楽天モバイルの最強プランを徹底チェックします!
かつては「1GB=0円」の無料プランで人気を博した楽天モバイルでしたが、サービス開始当初から続く「繋がらない」「圏外」といった声は止むことはなく、すっかり「安かろう悪かろう」のイメージが定着してしまった感があります。
今回発表された「最強プラン」によって、繋がらないイメージを払拭し人気を回復、再び人気回線に返り咲くことはできるのでしょうか。筆者自身も興味津々でその内容や気になるポイントなどをチェックしてみたいと思います。
「最強プラン」とはどのようなプランになっているのでしょうか。本当に「最強」を名乗れるのか、チェックしてみたいと思います。
楽天モバイル「最強プラン」と旧プランを比較
最強プラン | UN-LIMIT Ⅶ | |
月間データ容量 | 無制限 | 楽天回線:無制限 パートナー回線:5GBまで |
通話料金 | 国内無料 ※専用アプリ利用 | 国内無料 ※専用アプリ利用 |
月額料金 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 |
こちらは最強プラン登場までの「UN-LIMIT Ⅶ」プランとの比較です。
これだけを見ると、パートナーエリアでの通信上限が撤廃されたようにしか見えませんが、それでは「最強」と名乗るには物足りないところですが、実は、楽天モバイルが今回「最強」を名乗るのにはプランスペックに現れない部分の大きな進化があります。
最強プラン注目点①~人口カバー率99.9%
最強プランの人口カバー率は「99.9%」に到達しました。これまでの人口カバー率は98.4%(2023年4月時点)だったので、一気に1.5%を積み上げた形ですが、それを可能にしたのはau回線との積極的なローミングに秘密があります。
楽天モバイルはこれまでも、自社通信網が届かないエリアはau回線にローミングすることで通信可能エリアを補完してきましたが、回線を借りればそれだけコストがかかる点と言うことで、なるべく早い段階で可能なエリアからローミングを終了し自社通信網に切替えてきました。
しかし、auローミングしていた頃には通信可能だったエリアが自社エリアに切り替わった途端に「圏外」になってしまったり、なかなか思うようにエリア拡大が進まず、大都市圏のビル内や地下街・地下鉄などでの圏外もなかなか減少しない状況が続いてきました。
「最強プラン」での大きな変更点は、au回線ローミングを積極的に利用するように方針転換したことです。
つまり、自社通信網での人口カバー率99%を目指していた従来の方針から転換、自社基地局設置を控えることでコストを削減し、一方でau回線を借りることでプラチナバンドを持つau回線(人口カバー率99.9%)の恩恵を受けよう…ということです。
全国的に楽天エリアでカバーできない部分をau通信網が広くカバーすることで人口カバー率99.9%を実現しつつ、ローミングは都市部でも実施されるとのことなので、単なるカバー率の数値だけでなく、地下や建物奥などでの繋がりにくさも解消傾向に向かい、実用的な通信可能エリアの拡大に繋がりそうです。
最強プラン注目点②~パートナエリアでもデータ無制限
前項の「au回線ローミングによる人口カバー率99.9%」も大きな変更点ですが、実質的にはこちら②の方が実用面では大きな影響がある変更点でしょう。
つまり、従来はパートナーエリアでのデータ通信は5GBまでの制限があったところ、2023/6/1以降は、パートナーエリアも含めて月額2,980円(税込3,278円)の料金内でデータ無制限が利用できることになり、実質的に人口カバー率99.9%のどこにいてもデータ使い放題ということになります。
※これに伴って、パートナー回線の「データ(追加)購入」の仕組みがなくなります。
従来は「楽天モバイルは月額3,278円でデータ通信使い放題」と喧伝していても、「ただし」が付きました。「ただしパートナーエリアは月額基本料金内で利用できるのは5GBまで。それ以上はデータ容量の購入が必要」と。その但し書きが今後は不要になるわけです。
余談ですが、新たなローミング契約はauにとってもプラスだったのではないか…と思います。auは4GLTEで全国99.9%をカバーしていますが今後は順次「5G」に移行するはずです。とはいえ、全国一斉にポンと5Gに切り替えられるわけではないので、状況によっては4G回線が余る可能性もあり、それを楽天が使ってくれる(料金を得られる)のはauにとっても悪くない話し…だったのではないでしょうか。なので、少し料金を安くしているんじゃないかと思います。余るぐらいなら安くても賃貸料が得られるau、割安な料金でカバー率を99.9%にでき基地局整備を少しペースダウンできる楽天、双方にとってWINWINの取り決めだったのかな…と思います。
ちなみに、楽天モバイルの新プラン「最強プラン」は、2023年6月1日から既存ユーザーも含めて一斉に適用となります(もちろん新規契約・MNP転入も)。
速度制限はされないのか
エリア内で、自社エリア・パートナーエリアの区別なく最大3,278円でデータ使い放題になったのは喜ばしいことですが、一定のデータ量を超えて高速通信を行った際に「速度制限」されるのでは、せっかくのデータ使い放題の意味がありません。
でもその点は心配いりません。
最強プラン導入のタイミングで「データ量の上限」も撤廃されました。日常的な利用で特に速度が問題になるような場面もほぼないはずです。ただ極端に大きなデータ量を一気に動かすような使い方は得意とは言えないので、そういう使い方を想定している場合はちょっと心配です。
「X」で拾ってみたところこんな投稿がありました。
楽天モバイル速度制限気にせず使えるのいいですのー、最強ですのー
— s800s800 (@Wh0BOBC97P7renZ) March 16, 2024
楽天モバイル1日大体10GBぐらいのペースで使ってるなー
— たっちゃん (@japong888) March 25, 2024
速度制限は今のところ受けたこと無い
今年の頭ぐらいからこのペース
コスパ良いです
あとは5G回線来て速度とpingが早くなればいいなと
このあいだ、楽天モバイルさんから速度制限かけられました。
— Ayano (あやの) (@ayano067) March 19, 2024
そりゃ、使いすぎだろ!ってツッコミました。
サブで契約させていただいておりますソフトバンク回線さまにお世話になりましたm(_ _)m pic.twitter.com/5ohi8aWbB4
そもそも、楽天モバイルの速度制限に関する投稿自体が少なく、あっても上記のような感じでした。
推察するに、楽天モバイル最強プランは『速度制限されることもある』が、それは『よほど大量のデータ容量を消費した場合』で、『10GB程度では適用されない』。通常の範囲であれば『速度制限を気にせずに』使い放題で使える…とみて良さそうです。
料金体系や容量の区切り、RakutenLinkは従来通り
プラン料金や容量の区切りは従来通りで、3GBまで=1,078円、20GBまで=2,178円、20GB超=3,278円です。
RakutenLinkも従来通りに使えます
楽天ポイントの付与ルールが変更~楽天モバイル優遇へ
楽天ポイントの付与に関しては、最強プランリリース後に改変が行われ、2023年12月1日以降は上記のような変更が実施されています。
倍率に関しては楽天モバイルユーザー優遇が明確にわかるのですが、付与上限がかなり低く抑えられているので、「お得なのか、損なのか」わからない印象ですが、楽天の言い分としては『枠上限を使い切るようなユーザーより、一般的なユーザーを優遇した改変』とのことです。
例えばダイヤモンド会員が「+3倍」で「7000P」を得るには、233,334円の商品購入が必要ですが、「+4倍」「2,000P」の場合は50,000円の商品購入で達成できます。
つまり、楽天市場で毎月4~5万円の買い物をする人を優遇した…ということだと思われます。
楽天モバイルユーザーであれば、楽天会員の基本+1倍を含めて、最初から+5倍の還元率を得られるということで、楽天カードで決済(特典分含め+2倍)すれば、だれでも7倍のポイントが得られるというわけです。
最強プランのデメリットとは?最強ではないかもしれない?
最強プランは、楽天モバイル中、過去最強…という意味に捉えた方がいいかもしれません。
他社と比べても最強…かどうかは「どうかな」という気がします。
こちらは、au回線のPovoと楽天モバイルのデュアルSIM端末の受信状態です。
これは何を意味しているのか…とというと、楽天モバイルがauの800MHz帯をローミングしても、auの通信網のエリアや電波の強さと同等にはならないことを表しています。
つまり、auは様々な周波数帯の電波を組み合わせて、エリアの広さや電波の強さを実現しているわけで、いくら広い面積をカバーできる800MHz帯を借りたとしても、800MHz帯の基地局がない地域ではこうした状況になり得るというわけです。
すでにこの時点でauよりは「最強」ではないわけで、他社比較としての最強プランではないと言えます。
すでに述べているように、周波数の低い電波は回り込みやすいのでエリアの「穴」を潰すことにかけてはかなり優秀で、だからこその人口カバー率99.9%実現なんだと思うのですが、800MHz帯は決して通信が速いという帯域ではないので、ローミングで得た『通信可能エリア』の中での通信でWEBも動画もサクサク快適というわけにはゆかないと思うんです。
2024年5月から自社プラチナバンドサービス開始?
最強プランはあくまで過去最強…だと言いましたが、それも時間の問題かもしれません。
2024年冒頭の「楽天新春カンファレンス2024」で三木谷氏が語ったところでは、プラチナバンドによるサービス提供は2024年5月に開始し、以降順次拡大してゆく…とのことですので、そうなればいよいよ自社通信網でのプラチナバンドの提供ということになり、特に大都市の「穴」は徐々に塞がれてゆくのではないかという期待が持てます。
筆者としては、もともと「繋がれば速い」と定評のある楽天モバイルが、自社通信網によるプラチナバンドの提供が開始されれば、今とはかなり異なる状況が生まれてくるのではないか、そんな期待を持って待っている今日この頃です。
データタイプも登場!
楽天モバイル「最強プラン」にデータ通信専用プランが登場しました。
料金は音声通話機能付きの最強プランと全く同じで、使用できるデータ通信量も同じで、正直、筆者にはそのメリットがいまいちピンとこないのですが…。詳細は別記事を参照してください。
最強家族プログラム開始!
最強プランに「最強家族プログラム」が開始になりました。家族全員110円(税込)が割引になります。3GBまでの利用であれば、968円(税込)で利用可能になります。
最強青春プログラムU22開始
さらに「最強青春プログラムU22」を適用すれば、22歳までずっと毎月110ポイントが還元されます。
実質的な3GB利用量は858円(税込)となります。適用は申し込むだけ…で簡単です。
MNPワンストップサービスも追い風
この5月末からMNPの制度が変わります。
これまで転出元で「MNP予約番号」を発行してもらい、それを転入先に転出する形でMNPが行われていましたが、「ワンストップサービス」が開始になると、転出先で申し込むだけでMNPが可能になります(転出元は転入先の手続きが完了=契約完了で自動的に解約になります)。
このワンストップサービスをいち早く活用するのが楽天モバイル。
楽天モバイルが6月末を目途に開始するのが『ワンクリック契約』、これは楽天会員に限っては「申し込み」をワンクリックするだけで契約が完了するもので、eSIMならその場で開通できるようになる模様です。
当初はデータ通信のみですが、少し遅れて音声通話契約についてもワンクリック契約が可能になるとのことで、これはすでに本人確認済みの楽天会員データを流用するようです。
乗り換えの手間が大幅に削減できることで、「それならやってみようか」と腰を上げやすくなるのは必至なので、楽天モバイルの人気復活のさらなる加速になりそうです。
詳細は分かり次第お伝えする予定です。
楽天モバイル最強プランはおすすめなのか
では、新しい楽天モバイルの料金プラン「最強プラン」はお勧めなのか、お勧めじゃないのか…ですが、これは十分に「おすすめ」と言ってよい条件が整ったと考えます。
ポイントは5つ。
- 通信可能エリアの拡大(人口カバー率99.9%)
- 全エリアで定額使い放題(au回線エリアもデータ上限撤廃)
- データ使い放題3,278円/月、データ20GB2,178円/月はダントツに割安
- 楽天市場でのSPU優遇
- 2024年5月から自社プラチナバンド提供(予定)
料金体系や容量区切りは踏襲、大きなメリットだった楽天ポイント2倍も継続で、従来からのメリットは失わずに純然と、メリットだけが増えるカタチとなる今回のプラン変更は、「安かろう悪かろう」を払拭して、契約を「再考」する契機になるように思います。
ただし「最強」は、あくまで楽天モバイル史上「最強」であって、他社サービスまで含めて「最強」かどうかはあまり入れ込まない方が良さそうです。使い方や場所を加味してよくよく吟味する必要があるかもしれません。
いくつかの条件が整って「これはいける」となれば、使い放題月額最大3,278円はまさに「最強」でしょう(あくまでクリアすべき条件ありきの「最強」ですが)。
もし料金面での不安があるようなら「料金シミュレーション」でだいたいの目安額を算出してみてはいかがでしょうか?
通話時間やデータ通信量を入力すると「データ使用量」の目安が表示されますので、段階料金のどこに当てはまるかを見れば請求額の予想ができます。
お得なキャンペーンを実施中!
常に何かしらキャンペーンを実施している楽天モバイルですが、今は年度替わりのタイミングで特典も大きめなので狙い目です。
楽天カード加入+楽天モバイルで最大3万ポイント!
『楽天カード会員様限定 楽天モバイル初めてお申し込みで20,000ポイントプレゼント』を実施中。
楽天カード会員限定のキャンペーンで、楽天モバイルに初めて申しこむと最大20,000ポイントが付与されるという大型キャンペーンです。
※楽天モバイルが初めてじゃない方は次項の特別オファーを利用してください。
楽天カードを持ってないから対象外なの…
実は、このキャンペーンは実施期間が長い上に、楽天カードはクレジットカードとしては審査~発行までがスピーディなので、カードを発行してから楽天モバイルに申し込んでも充分間に合います。
楽天カード発行の10,000Pとあわせて両方で3万ポイントの大盤振る舞いです!
三木谷社長の特別オファーなら「出戻り」でもポイント対象
楽天モバイルの多くのキャンペーンは「初めて契約する人」向けですが、楽天モバイル社員の紹介で契約する場合、出戻りでもポイント還元の対象なんです。
なんと三木谷社長じきじきの紹介で再加入することができるます。↑の画像のようにMNPで14,000P、MNP以外で7,000Pが貰えます(出戻りでも対象です)。
楽天モバイルの私の紹介キャンペーン(番号そのままで14000ポイント)ですが、ガザだけではなく能登半島地震に対する寄付もさせていただきたいということで、改定させて頂いております。よろしくお願いします。https://t.co/MyNTkL05ol
— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) March 8, 2024
三木谷社長自ら告知しているので安心して利用できます。三木谷社長紹介1件につき、10,000円の寄付をしてくれるそうなので支援の意味でも積極的に利用したいオファーです。
そもそも楽天モバイルが繋がらないと言われる理由
「おさらい」的になってしまいますが、そもそも、楽天モバイルが「繋がらない」「繋がりにくい」と言われるのには理由があります。
それは楽天モバイルに割り当てられた「通信帯域」の問題です。
楽天モバイル以外の先行3キャリアは「プラチナバンド」という表現をよく使います。
スマホや携帯電話の通信に使用する電波には周波数が複数ありますが、一般的に周波数の低い電波は通信速度は遅いが繋がりやすい傾向があり、周波数の高い電波は高速が出しやすい反面繋がりにくい傾向があります。
これは、電波は周波数が高くなれななるほど「直進性」が強くなるためで、周波数の低い電波は大きな周期の波で飛んでゆくため建物や障害物の陰や裏側に回り込みやすい性質を持っています。一方周波数が高い電波は小刻みな波で直線的に飛んでゆくので障害物の陰などに届きにくい性質です。
この周波数の低い、つまり建物などの陰に回り込みやすくエリアを広くカバーできる周波数帯の電波を「プラチナバンド」と称しているわけです。
楽天モバイルも含めてドコモやau、Softbankの通信キャリアは、通信速度の速さも向上させなければなりませんが、どこで使っても実用的な通信が可能であるようにエリアも拡大しなければなりません。その相反する2つの命題をクリアするため、通信の高速化には周波数の高い電波を、エリアの拡大には周波数の低い電波を重視しているという訳です。
ところが後発の楽天モバイルに対しては、すでに低い周波数の帯域(電波の幅)に空きがなかったため、割り当てられたのは高い周波数の電波だけなのです。
具体的に周波数の割り当てを見てみると、NTTドコモには「700MHz」「800MHz」、auには「700MHz」「800MHz」、Softbankには「700MHz」「900MHz」が割り当てられていますが、楽天モバイルには1GHz未満の周波数帯の電波は割り当てられていません。
700MHz | 800MHz | 900MHz | |
ドコモ | 10MHz幅×2 | 15MHz幅×2 | – |
au | 10MHz幅×2 | 15MHz幅×2 | – |
SB | 10MHz幅×2 | – | 15MHz幅×2 |
楽天 | – | – | – |
つまり、楽天モバイルは広いエリアをカバーしやすい帯域の電波を割り当てて貰えなかったので、いつまでたってもエリアが拡大せず、エリア内でも電波の届かない「穴」が減りにくい傾向があるわけす。
先ほどの図で、建物の向こう側に電波を送り込むには建物の陰の向こう側にもアンテナを設置しないとカバーできないので、同じ基地局の数を設置したとしてもカバーしきれない「穴」が残ってしまう訳です。
これが楽天モバイルの「繋がりにくい」理由です。特に都市部でエリア内なのに圏外となる場所=「穴」が多い原因となっています。
楽天モバイル自社通信網のプラチナバンドサービス
楽天モバイルは、そうしたプラチナバンドが他3社のみに割り当てられているのは不公平だとして、各社から5MHz幅ずつ割譲して欲しいと要望、割譲に関わる工事費用はキャリア3社が負担すべき…としていました。
しかし、先行3キャリアは、割譲するにしても簡単ではなく10年はかかる、工事費用は楽天側が負担すべきと反論、平行線をたどってきましたが、そんな時にNTTドコモが1つの低減を行います。
まるで眠っていた金脈を掘り当てたような印象ですが、『700MHz帯には携帯電話用と、ラジオマイクや高度道路交通システム(ITS)用途の間に「3MHz幅×2」の空きがある』と使われていない帯域を割り当てるのはどうか…と提言したのです。
この新たに発掘された700MHz帯が楽天モバイルへの割り当てが決定し、2024年5月を目途に自社通信網でのプラチナバンド提供開始を新年冒頭に表明しています。これはかなり楽しみです。
楽天モバイル最強プランまとめ
通信可能エリアが他3キャリアと同等の「人口カバー率99.9%」を達成し、さらに、au回線エリアでもデータ通信の5GB上限が撤廃となり、「繋がらない」「容量足りない」といったこれまでのネガティブ要素が払拭されるプラン変更になりそうです。
かつて1GBまで無料の施策は単に無料で使いたい人を増やしただけのような気がしましたが、今回のプラン変更は、日々の利用の上で実質的にプラス要因になることは明白です。
さらに、楽天市場での買い物に対してポイント還元4倍(=4%UP)は、楽天経済圏の住人にはかなり大きなメリットです。
何より期待大なのは、自社通信網によるプラチナバンドの提供がようやく見えてきたことです。すべてが自社プラチナバンドで解消するわけではないと思いますが、これまでと次元の違う改善がされるのではないか…という期待が持てます。
「安くて」「繋がれば速い」楽天モバイルが、本当に繋がりやすくなれば、もう鬼に金棒ですね^^
以上から自分的には、楽天モバイルが再び「おすすめ格安通信」「人気スマホ回線」に返り咲くのは間違いないと見ました。
ちなみに、楽天モバイルは「初月無料」ではありません。どんなに利用期間が短くても段階料金の容量区切りに当てはまる料金が請求されます(例:3GB以下なら1,078円、20GB以下なら2,178円など)。
また多くの通信会社は最終月は利用日数に関わらず満額請求となるので、乗り換えるなら月末ギリギリが最良タイミングかと…。
それでは今日はこの辺で。
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